Personal Environmentのデータベース領域を管理する
Personal Environmentでは、データベースが2GBに制限されています。データベースは以下を保存します。
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システムデータ: OutSystemsプラットフォームで使用されるメタデータ。これには、アプリケーション定義、データモデル、モジュール構成、ログ、アプリケーションバージョンなどの情報が含まれます。通常、システムデータは、ユーザーがアプリケーションを開発してデプロイするにつれて増加します。
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アプリケーションデータ: アプリケーションが生成および操作するデータ。通常、アプリケーションデータは、ユーザーがアプリケーションにアクセスするにつれて増加します。
保持しているデータベース領域を確認する
Personal Environment(https://<ご利用のPersonal Environment>.outsystemscloud.com
)にアクセスし、[Environments]タブに移動します。
この例では、利用可能なデータベースストレージ領域の13%のみを使用しています。
また、システムデータとアプリケーションデータの使用量も確認できます。[View details]リンクをクリックします。
これらのメトリックは1時間ごとに更新されるため、現時点で使用している実際の領域を示していない可能性があります。
システムデータを解放する
OutSystemsは、古いアプリケーションバージョンなどのシステムデータを定期的にクリーンアップします。また、一部のシステムデータは手動で解放できます。
1.環境管理コンソール(https://<ご利用のPersonal Environment>.outsystemscloud.com/ServiceCenter
)に移動します。
2.[Factory]タブをクリックします。
3.[Modules]オプションをクリックします。次に、[Check Old Module Versions to Delete]リンクをクリックします。
4.削除する期間を選択して、[Check Versions to Delete]ボタンをクリックします。
次に、それらのモジュールバージョンを削除して、システムデータを解放します。
アプリケーションデータを解放する
アプリケーションデータは、基本的にアプリケーションのデータベースエンティティに保存されているすべての情報です。
保存するアプリケーションデータの量を制御するために、適切なデータモデルを用意し、実際に必要なものだけをデータベースに保存することを推奨します。ファイルまたは大量のデータをデータベースに保存しており、それらを使用する予定がない場合は、データベースから削除するか、またはAmazon S3、Box.com、Googleドライブ、Dropboxなどの外部サービスに保存することを検討してください。
ユーザーがIDEでデータベースのテーブルや列を削除しても、データの損失を防ぐためにOutSystemsがそれらを削除することはありません。そのため、一部のデータベースストレージが使用されている可能性があります。使用されなくなったこうしたデータベースのテーブルや列は、DbCleaner APIを使用してプログラムで削除できます。