データソースとしてのスプレッドシートの使用
このガイドでは、OutSystemsアプリでスプレッドシートをデータソースとして使用する方法を説明します。
OutSystemsが提供するGoogle Sheets Connectorを使用すると、Googleスプレッドシートをデータソースとして使用することができ、ユーザーがGoogleスプレッドシートで読み取りや書き込み操作を実行できるようになります。
データを取得するには、GetValueアクション(単一セルの場合)やGetValuesアクション(セル範囲の場合)を使用して読み取ります。
たとえば、Data Gridコンポーネントを画面に追加し、そこにデータシートのデータを追加することができます。
データグリッドで定義したRestURLで以下の手順を実行します。
- 取得するセルまたはセル範囲、スプレッドシートID、スプレッドシート名を設定します。
- GetValueまたはGetValuesアクションを呼び出します。
- 取得した情報を出力リストに追加します。それをData Gridにマッピングできます。
データを元のスプレッドシートに保存するには、SetValueアクション(単一セルの場合)やSetValuesアクション(セル範囲の場合)を使用してデータを書き込みます。
たとえば、前のシナリオを使用して、Data Gridで実行された変更をすべて書き込むボタンを追加することができます。
データを保存するために定義したRestURLで以下の手順を実行します。
受け取ったJSONを逆シリアル化します。 生成されたレコードリストを繰り返します。 スプレッドシートID、スプレッドシート名、範囲を設定し、SetValues関数を使用して情報を保存します。
OutSystemsは、同様のExcelファイル向けコンポーネント(Microsoft Graph Connector)も提供しています。このコンポーネントではMicrosoft Graph APIを利用することで、Excelファイルをデータソースとして使用することができます。