Architecture Dashboardに関するよくある質問
Architecture Dashboardに関するよくある質問の回答を以下に示します。
全般
コード解析を複数の開発環境で実行することはできますか?
OutSystemsのライセンスモデルでは、1つのライセンスが1つのアクティベーションコードに対応しています。環境は複数設定できますが、開発環境については1つだけとなります。
Architecture Dashboardでは、アクティベーションコード1つにつきコード解析環境(通常は開発環境)1つと、ランタイムパフォーマンス分析環境(通常は本番環境)1つを含めることができます。 つまり、次のようになります。
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2つの異なる開発環境に1つずつアクティベーションコードがある場合は、両方の開発環境でコード解析を実行できます。この場合、Architecture Dashboardでは2つの別のインフラとして表示されます。
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アクティベーションコードが同一である1つのインストールに、複数のコード解析環境(通常は開発環境)を設定することはできません。
技術的負債の分析をカスタマイズし、分析対象となるパターンや重み付けを定義したり、独自のパターンを追加したりすることはできますか?
ありません。そうした機能は現在のところ計画されていません。
Architecture Dashboardをデプロイプロセス(LifeTimeや外部CI/CD)と連携させるAPIはありますか?
ありません。そうした機能は現在のところ計画されていません。
開発者がArchitecture Dashboardにユーザーを関連付けることができるようにするには、LifeTimeで開発者にアクセス権を付与する必要がありますか?
どの開発者にもLifeTimeへのアクセス権があるため、Architecture Dashboardの使用のために別途アクセス権を付与する必要はありません。すべての開発者にLifeTimeへのアクセス権があるのは、LifeTimeでITユーザーの設定を行うためです。
Architecture Dashboardプラグインでは、特別なLifeTimeの権限は必要ありません。そのため、LifeTimeにログインできるすべてのユーザー(すべてのアクティブユーザー)がArchitecture Dashboardプラグインを表示・起動し、インフラユーザーをArchitecture Dashboardに関連付けることができます。
特定のチームを選択しても結果が表示されないのはなぜですか?
チームのフィルタを使用するには、LifeTimeでチームを作成し、アプリケーションを関連付ける必要があります。
LifeTimeに移動して、メニューの[User Management > Teams]でチームが正しく作成されていることを確認し、各チームにユーザーとアプリケーションが関連付けられていることを確認します(チーム名をクリックするとチームの詳細ページが開きます)。
すべての変更が完了した後、次の同期で結果が更新されるのを待つ必要があります。
推奨事項が正しくないと思う場合はどうすればよいですか?
推奨事項に「誤検出」の理由を付けてスヌーズし、その事例が正しくないと思う理由をコメントに記載してください。Architecture Dashboardチームは、「誤検出」としてマークされた推奨事項を積極的に監視し、必要に応じて修正を行っています。
プローブ
Architecture Dashboardプローブの更新が必要かどうかはどうすればわかりますか?
環境内に古いプローブがある場合、Architecture Dashboardに管理者への警告メッセージと最新バージョンのダウンロードリンクが表示されます。
詳細については、「Architecture Dashboardプローブの更新方法」をご覧ください。
なお、以前のバージョンのプローブがインストールされていても、新しいバージョンのインストール前にアンインストールする必要はありません。
Architecture Dashboardプローブをアンインストールするにはどうすればよいですか?
インフラ(LifeTime環境と開発環境の両方)からプローブを削除する手順は、Architecture Dashboardをアンインストールする場合にのみ実行します。両方の環境から次のアプリケーションを削除します。
- Architecture Dashboard Environment Probe
- Architecture Dashboard LifeTime Probe
- Architecture Dashboard Shared
これを実行するとLifeTimeプラグインが削除され、Architecture Dashboardでインフラが無効になり、ユーザーのアクセス権が取り消されます。
セキュリティ、法令、規制準拠 - Architecture Dashboardでの登録
Architecture Dashboardにはどのような情報が送信・保存されますか?また、情報はどのように保存されますか?
Architecture Dashboardは、ユーザーのインフラから次のデータを収集します。
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インフラのアクティベーションコード、環境の情報(名前、Platform Serverのバージョン)、チーム、プラットフォーム構成(HTTP/HTTPS、Productionとして設定されている環境かどうか、フロントエンドサーバーの数、アプリケーションサーバー、データベース管理システム、OutSystems Cloud上でホストされる環境かどうか)を含む、プラットフォームのメタモデルデータ。
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アプリケーション、モジュール(コード解析時)、LifeTime Analyticsデータ(ランタイムパフォーマンス分析時)。
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Discoveryのスナップショットデータ(アーキテクチャの参照、アプリケーション、モジュール)(アーキテクチャ分析時)。
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ユーザー情報(名前、ユーザー名、メールアドレス、最終ログイン日)(Architecture Dashboardの設定時。データ処理に関して同意した場合)。
各インストールのデータは、OutSystems Cloud上に、プラットフォームのマルチテナントメカニズムによって他のすべてのインストールとは分離された状態で保持されます。そのため、別のインストールのユーザーがアクセスすることはできません。
Architecture Dashboardのデータはどれくらいの期間保持されますか?
コード解析に必要なソース情報(OutSystemsモジュール)はコード解析の処理中のみ保持され、その後削除されます。保持されるのは、コード解析に伴うデータ(技術的負債の検出項目とスコア)のみです。
現在のところ、技術的負債の情報はユーザーが権利を行使してArchitecture Dashboardから削除しない限り無期限で保存されます。
OutSystemsは、本ポリシーとアクセス条件のほか、ツールの特性、機能、動作を変更する権利を有します。
このデータはどのように使用されますか?
Architecture Dashboardの操作やユーザーがアクセス可能なレポートとダッシュボードを提供する場合にのみ使用され、その他の目的で使用されることはありません。集計およびサニタイズ(匿名化)された情報は、統計のために使用される場合もあります。いかなる場合も、OutSystemsプラットフォームの使用以外の目的で特定の個人データが使用されることはありません。
機密データはArchitecture Dashboardでどのように処理されますか?
前述のとおり、Architecture Dashboardで機密データが処理されることは一切ありません。
バックアップ/リストアはどのような手順で行われますか?
Architecture Dashboardのバックアップ/リストア手順はOutSystems Cloudユーザーの場合と同じです。手順や期限については、こちらのOutSystems Cloudのデータベースバックアップへのアクセスに関する説明をご覧ください。
データベースのリストアが必要になった場合、一部データの損失が発生します。Architecture Dashboardと登録済みのインフラとの同期プロセスは、同期のタイムスタンプに基づいて実行されます。これにより、Architecture Dashboardに保存されている最後の同期以降に行われた変更がすべて送り返され、技術的負債の情報が適宜再作成されます。
セキュリティ、法令、規制準拠 - 個人情報
あるユーザーが個人情報の共有に同意した場合、そのインフラの全ユーザーを代表して同意したことになりますか?
いいえ。Architecture DashboardにアクセスしてOutSystemsインフラの技術的負債の管理を行うことを希望するユーザーは、それぞれ名前、ユーザー名、メールアドレスなど、承諾フォームに記載された個人情報をOutSystemsが収集することに同意する必要があります。
送信した個人情報はどこでArchitecture Dashboardと共有されますか?
OutSystemsプラットフォーム内では、Architecture Dashboardに接続して情報を送信するのはLifeTime環境だけです。
ユーザーが事前に同意している場合に限り、同期を行うたびにユーザーに関する情報がArchitecture Dashboardに送信され、最新の情報に保たれます。
個人情報の共有に同意せずにArchitecture Dashboardを使用することはできますか?
できません。
ユーザーがArchitecture Dashboardで参照できるのは自分の検出項目だけですか?それとも、すべての検出項目を参照できますか?また、すべての検出項目を参照できる場合、その検出項目のユーザーを特定できますか?
アクセス先のインフラのすべての検出項目を参照することができます。ただし、ユーザー名を特定できるのは、そのインフラのユーザーのうち個人情報の共有に同意したユーザーの検出項目のみです。それ以外の検出項目はすべて匿名になります。
Architecture Dashboardのユーザーの個人情報はどれくらいの期間保存されますか?
個人情報は次のいずれかが発生するまでの期間保存されます。
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ユーザーがArchitecture Dashboardからのデータ消去をリクエストする。
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OutSystemsユーザーがArchitecture Dashboardからのインフラの削除をリクエストする。
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OutSystemsユーザーが何らかの方法で同意を取り消す。
ユーザーが個人データにアクセスする権利や個人データを修正または消去する権利(Architecture Dashboardに保存されている個人データの種類に関する情報の取得を含む)を行使するには、どのようにすればよいですか?
OutSystemsのプライバシーステートメントをご確認のうえ、dpo@outsystems.comまでメールでリクエストしてください。
Architecture Dashboardからデータを消去する必要がある場合、ユーザーはどうすればよいですか?
随時Support Portalでチケットを作成して、Architecture Dashboardのサブスクリプションを解除することができます。
開発者がArchitecture Dashboardにアクセスできないようにする必要がある場合、OutSystemsユーザーはどうすればよいですか?
LifeTimeでユーザーを無効にすると、LifeTimeとArchitecture Dashboardが同期した時点で、Architecture Dashboardでそのインフラにアクセスできなくなります。LifeTimeでユーザーを再度有効にすると、再びArchitecture Dashboardにアクセスできるようになります。 いずれの場合も、ユーザーがArchitecture Dashboardからのデータの消去をリクエストしない限り、ユーザーの検出項目はすべて、引き続きユーザーに関連付けられた状態で特定されます。
免責事項
登録に関する免責事項
Architecture Dashboardは、開発者やテックリード、アーキテクトが技術的負債を可視化し、管理できるようにするためのSaaSツールです。コード品質やパフォーマンスの向上のための開発のベストプラクティスに従うことで、優れたアプリケーションを開発することができます。
Architecture Dashboardへのアクセスは、OutSystemsのサポート対象バージョンを実行しているすべてのOutSystemsユーザーおよびパートナーに対して、リクエストに応じて付与されます。
OutSystemsは、これらのルールとアクセス条件のほか、ツールの特性、機能、動作を変更する権利を有します。 Architecture Dashboardは、ユーザーのインフラから次のデータを収集します。
- インフラのアクティベーションコード、環境の情報(名前、OutSystemsのバージョン)、チーム、OutSystemsプラットフォーム構成を含む、プラットフォームのメタモデルデータ。
- アプリケーション、モジュール(コード解析時)、LifeTime Analyticsデータ(ランタイムパフォーマンス分析時);
- Discoveryのスナップショットデータ(アーキテクチャの参照、アプリケーション、モジュール)(アーキテクチャ分析時);
- ユーザー情報(名前、ユーザー名、メールアドレス、最終ログイン日)(データ処理に関して同意した時点)。
各インストールのデータは、プラットフォームのマルチテナントメカニズムによって他のすべてのインストールとは分離された状態で保持されます。そのため、別のインストールのユーザーがアクセスすることはできません。
このデータはツールの操作およびユーザーがアクセス可能なレポートとダッシュボードの提供のためにのみ使用され、その他の目的で使用されることはありません。集計およびサニタイズされた情報は、統計のために使用される場合もあります。いかなる場合も、プラットフォームの使用以外の目的で特定の個人データが使用されることはありません。
ご質問がある場合や、プライバシー/データ保護に関する法律に基づく権利の行使をご希望の場合は、dpo@outsystems.comまでお問い合わせください。
GDPR同意フォーム
このチェックボックスにチェックを入れると、ユーザーはインフラ内のITユーザーデータ(名前、ユーザー名、メールアドレス、作成日、IDなど)およびユーザーのOutSystemsアカウントデータ(名前、ユーザー名、メールアドレス、作成日、IDなど)をOutSystemsが処理することに明示的に同意したことになります。また、OutSystemsのコードとアーキテクチャのベストプラクティスに関する情報を受け取る場合も、ここにチェックを入れることが必須となります。この個人情報はこの目的のためにのみ使用されます。ご同意いただけない場合、OutSystemsは上記のサービスを提供できません。OutSystemsでは、ユーザーのデータをサービスの提供に必要な期間保持し、その後さらに2年間、ユーザーからの問い合わせに備えて保持します。個人データはOutSystemsのプライバシーステートメントに従って処理されます。プライバシーステートメントを開く.このサービスのサブスクリプションは、サポートポータルでチケットを作成することにより、いつでも解除することができます。Support Portalを開く.