OutSystems on Microsoft Azureの設定ログの取得
OutSystems on Microsoft Azureを設定する場合、まずソリューションテンプレートウィザードを実行してOutSystemsインフラをデプロイします。
デプロイフェーズ中にエラーが発生した場合、問題のトラブルシューティングを行うために以下の情報が必要になります。
- OutSystemsの構成ファイル。
- デプロイプロセスで生成されたログファイル。
- Azure Portalのエラースタック。
この記事では、この情報を取得する方法について説明します。
OutSystemsの構成ファイルを取得する
OutSystems環境ごとに、server.hsconfという名前の構成ファイルがあります。
この構成ファイルを取得するには、以下の手順を実行します。
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Azure PortalでOutSystemsインフラのリソースグループに移動し、デプロイに関連付けられたストレージアカウントを選択します。
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ストレージアカウントの詳細ページで、[Files]をクリックしてストレージアカウントのファイルサービスにアクセスします。
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ファイル共有のリストで[share]を選択します。
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環境の仮想マシンに対応するディレクトリを選択します。
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このディレクトリにserver.hsconf構成ファイルがあります。このファイルをダウンロードするには、ファイル名を選択して[Download]をクリックします。
デプロイプロセスで生成されたログファイルを取得する
各OutSystems環境で、インフラのデプロイプロセスで以下のログファイルが生成されます。
- Log.txt
- ConfigurationTool.log
- DevelopmentEnvironmentInstall.log
- PlatformServerInstall.log
これらのログファイルを取得するには、以下の手順を実行します。
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「OutSystems構成ファイルを取得する」の手順1~4を実行して、ストレージアカウントのファイルサービス内の環境の仮想マシンに対応するディレクトリに移動します。次にlogsディレクトリを選択します。
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このディレクトリにログファイルがあります。各ファイルをダウンロードするには、ファイル名を選択して[Download]をクリックします。
Azure Portalのエラースタックを取得する
Azure Portalでスローされたデプロイエラーのスタックを取得するには、以下の手順を実行します。
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OutSystemsインフラのリソースグループに移動し、左側にあるメニューから[Deployments]を選択します。
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失敗したデプロイをクリックしてエラーを展開すると、エラースタックが表示されます。