システムアクション
OutSystemsには、アプリケーションのビジネスルールを定義するアクションを設計する場合に使用できる複数のシステムアクションが用意されています。
システムアクションの実行方法はモジュールの他のアクションと同じです。システムアクションは、[Logic]タブのServer Actionsフォルダ内のSystemモジュールにあります。
モバイルアプリを開発する場合は、サーバー側で利用できるシステムアクションとともに、クライアント側で実行されるシステムアクションも複数用意されています。これらのクライアントアクションは、Client Actionsフォルダ内のSystemモジュールにあります。
デフォルトでは、システムアクションのサブセットのみがモジュールに追加されます。Systemモジュールから新しい依存関係を追加することで、いつでもその他のシステムアクションを追加できます。
モジュールで設計するアクションと同様に、一部のシステムアクションは関数として定義され、式で使用することもできます。これらは、[Expression]エディタの[Scope]ツリーにあるUser Functionsフォルダにあります。
概要
サーバーアクション | 説明 | 関数かどうか |
---|---|---|
AbortTransaction | データベースのROLLBACKコマンドを発行し、最後のコミット以降にデータベースで実行されたすべての変更を元に戻します。 | |
ActivityClose | Human ActivityまたはWaitアクティビティを明示的に閉じ、実行を終了します。 次の順番のHuman ActivityのIDが特定された場合、それが返されます。 |
|
ActivityGetUrl | アクティビティが実行されるWeb画面が開かれたとき、そのURLを返します。 | はい |
ActivityOpen | エンドユーザーのタスクボックスでHuman Activityインスタンスを開くように明示的に強制します。 | |
ActivityReset | Human Activityをリリースし、別のエンドユーザーが開いて実行できるようにします。 | |
ActivitySchedule | Human Activityがタスクボックスで利用可能になる日付をスケジュール設定します。 | |
ActivitySetGroup | 特定のグループに属するエンドユーザーにHuman Activityの表示と処理を制限します。 | |
ActivitySkip | Human ActivityまたはWaitアクティビティの実行を明示的にスキップします。 次の順番のHuman ActivityのIDが特定された場合、それが返されます。 |
|
ActivityStart | ConditionalStartアクティビティの実行を明示的に開始します。 | |
ClientCertificateGetDetails | 現在のリクエストのクライアント証明書の関連情報を.NETフレームワークから取得します。 | |
ClientCertificateValue | .NETフレームワークのクライアント証明書の特定のプロパティの値を取得します。 | |
CommitTransaction | データベースのCOMMITコマンドを発行し、最後のコミット以降にデータベースで実行されたすべての変更を有効にします。 | |
Deprecated_Notify | 非推奨: Webブロックでイベントで利用できるようになったため、このアクションは非推奨です。Webブロックのイベントを使用して、Webブロックから親ブロックへ変更を反映します。 Webブロックが、それを使用する画面またはWebブロックに通知する方法。通知はOn Notifyプロパティで設定されたアクションによって処理されます。通知によって送信されるメッセージを取得するには、NotifyGetMessage関数を使用します。 |
|
Deprecated_NotifyGetMessage | 非推奨: Webブロックでイベントで利用できるようになったため、このアクションは非推奨です。ブロックのイベントの入力パラメータを使用して、イベントがトリガーされたときに親ブロックに情報を送信します。 Notifyアクションによって送信された通知メッセージを返します。 |
はい |
Deprecated_NotifyWidget | Webブロックが、それを使用する画面またはWebブロックに通知する方法。通知はOn Notifyプロパティで設定されたアクションによって処理されます。通知によって送信されるメッセージを取得するには、NotifyGetMessage関数を使用します。 | |
EspaceInvalidateCache | eSpaceの特定のキャッシュをすべてのフロントエンドサーバーとコンシューマeSpaceで無効にします。テナント識別子を設定すると、無効化を単一のテナントに限定します。 | |
GenerateGuid | 新しいGUIDを生成して返します。 | はい |
InboundSmsGetDetails | DEPRECATED: SMS機能が利用できなくなったため、このアクションは非推奨です。現在処理されている受信SMSに関する情報を返します。 | |
IntegratedSecurityCheckRole | 現在のWindowsユーザーが、特定のロールにアクセスできるかどうかを検証します。 | はい |
IntegratedSecurityGetDetails | リクエストを行った現在のWindowsユーザーに関する情報を取得します。 | |
ListAll | リスト内のすべての要素が指定された条件を満たしているかどうかを判定します。 | |
ListAny | リスト内の任意の要素が指定された条件を満たしているかどうかを判定します。 | |
ListAppend | リストの末尾に要素を追加します。 | |
ListAppendAll | 元のリストの要素を追加先のリストの末尾に追加します。 | |
ListClear | リストからすべての要素を削除します。 | |
ListDistinct | リストから重複する要素をフィルタリングします。 | はい |
ListDuplicate | リストの要素を別のリストに複製します。 | はい |
ListFilter | 指定された条件を満たしたListパラメータの要素の新しいリストを返します。 | |
ListIndexOf | 指定された条件を満たしたListパラメータの最初の要素の位置を返します。条件を満たす要素が検出されなかった場合は-1を返します。 | |
ListInsert | リストの特定の位置に要素を挿入します。 | |
ListRemove | リストの特定の位置から要素を削除します。 | |
ListSort | 指定された基準でListパラメータの要素を並べ替えます。ListSortはAggregateの動的ソートとは異なります。異なるデータ型(TextやIntegerなど)の基準がある複数のアトリビュートは、リストを正確に並べ替えられない場合があります。 | |
Login | 指定されたユーザーでアプリケーションにログインします。 成功の場合、UserIdセッション変数とUsernameセッション変数にユーザーデータが入力されます。 |
|
LoginPassword | パスワードを使用して、指定されたユーザーでアプリケーションにログインします。 成功の場合、UserIdセッション変数とUsernameセッション変数にユーザーデータが入力されます。 |
|
LogMessage | Service Centerのモジュールの一般ログに表示できる情報を登録します。 | |
Logout | 特定のユーザーをアプリケーションからログアウトします。 'UserIdセッション変数とUsernameセッション変数はクリアされます。 |
|
ProcessTerminate | プロセスの実行をターミネートするように明示的に強制します。 | |
SetCurrentLocale | ユーザーセッションの言語ロケールを設定し、アプリケーションの表示言語を変更します。 | |
TenantCreate | 新しいテナントを作成してプロビジョニングサイトに関連付けます。 | |
TenantInvalidateCache | テナントの特定のキャッシュをすべてのフロントエンドサーバーとeSpaceで無効にします。このアクションは互換性のみを目的として使用できるようになりました。EspaceInvalidateCacheアクションを代わりに使用し、eSpaceでテナントの特定のキャッシュを無効にして、無効化のスコープを狭めてください。 | |
TenantSwitch | 指定されたテナント識別子に対するコンテキストを変更します。テナントを切り替えるとき、セッションがクリアされ(テナント変更前の暗黙的なログアウトと同等)、OnSessionStartアクションが実行され、現在のトランザクションがコミットされます。 |
クライアントアクション | 説明 | 関数かどうか |
---|---|---|
ListAll | リスト内のすべての要素が指定された条件を満たしているかどうかを判定します。 | |
ListAny | リスト内の任意の要素が指定された条件を満たしているかどうかを判定します。 | |
ListAppend | リストの末尾に要素を追加します。 | |
ListAppendAll | 元のリストの要素を追加先のリストの末尾に追加します。 | |
ListClear | リストからすべての要素を削除します。 | |
ListDistinct | リストから重複する要素をフィルタリングします。 | はい |
ListDuplicate | リストの要素を別のリストに複製します。 | はい |
ListFilter | 指定された条件を満たしたListパラメータの要素の新しいリストを返します。 | |
ListIndexOf | 指定されたの条件を満たしたListパラメータの最初の要素の位置を返します。条件を満たす要素が検出されなかった場合は-1を返します。 | |
ListInsert | リストの特定の位置に要素を挿入します。 | |
ListRemove | リストの特定の位置から要素を削除します。 | |
ListSort | 指定された基準でListパラメータの要素を並べ替えます。ListSortはAggregateの動的ソートとは異なります。異なるデータ型(TextやIntegerなど)の基準がある複数のアトリビュートは、リストを正確に並べ替えられない場合があります。 | |
LogMessage | Service Centerのモジュールの一般ログに表示できる情報を登録します。 | |
RequireScript | HTMLヘッダーにJavaScriptを追加します。同じJavaScriptを複数回呼び出しても、追加されるのは1回のみです。JavaScriptが正常に読み込まれた後、アクションフローの処理が進みます。 |
サーバーアクション
AbortTransaction
データベースのROLLBACKコマンドを発行し、最後のコミット以降にデータベースで実行されたすべての変更を元に戻します。
ActivityClose
Human ActivityまたはWaitアクティビティを明示的に閉じ、実行を終了します。
次の順番のHuman ActivityのIDが特定された場合、それが返されます。
入力
- ActivityId
- 型: 必須。Activity Identifier。
出力
- NextHumanActivityId
- 型: Activity Identifier。
ActivityGetUrl
アクティビティが実行されるWeb画面が開かれたとき、そのURLを返します。
入力
- ActivityId
- 型: 必須。Activity Identifier。
出力
- HandlingUrl
- 型: Text。
ActivityOpen
エンドユーザーのタスクボックスでHuman Activityインスタンスを開くように明示的に強制します。
入力
- ActivityId
- 型: 必須。Activity Identifier。
出力
- HandlingUrl
- 型: Text。
ActivityReset
Human Activityをリリースし、別のエンドユーザーが開いて実行できるようにします。
入力
- ActivityId
- 型: 必須。Activity Identifier。
- ResetActivityUser
- 型: 必須。Boolean。
ActivitySchedule
Human Activityがタスクボックスで利用可能になる日付をスケジュール設定します。
入力
- ActivityId
- 型: 必須。Activity Identifier。
- StartDate
- 型: 必須。Date Time。
ActivitySetGroup
特定のグループに属するエンドユーザーにHuman Activityの表示と処理を制限します。
入力
- ActivityId
- 型: 必須。Activity Identifier。
- GroupId
- 型: 必須。Group Identifier。
ActivitySkip
Human ActivityまたはWaitアクティビティの実行を明示的にスキップします。
次の順番のHuman ActivityのIDが特定された場合、それが返されます。
入力
- ActivityId
- 型: 必須。Activity Identifier。
出力
- NextHumanActivityId
- 型: Activity Identifier。
ActivityStart
ConditionalStartアクティビティの実行を明示的に開始します。
入力
- ActivityId
- 型: 必須。Activity Identifier。
出力
- NextHumanActivityId
- 型: Activity Identifier。
ClientCertificateGetDetails
.NET現在のリクエストのクライアント証明書の関連情報をフレームワークから取得します。
出力
- cookie
- 型: Text。
指定されている場合、クライアント証明書の一意のIDを取得します。 - flags
- 型: Integer。
追加のクライアント証明書情報を提供するフラグのセット。クライアント証明書が存在する場合、Bit0が1に設定されます。クライアント証明書のCA(認証局)がサーバー上の認識済みCAのリスト内にない場合、Bit1が1に設定されます。 - isPresent
- 型: Boolean。
クライアント証明書が存在するかどうかを示す値を取得します。 - issuer
- 型: Text。
証明書の発行者に関する情報を含むサブフィールド値のリストが含まれる文字列。 - isValid
- 型: Boolean。
クライアント証明書が有効かどうかを示す値を取得します。 - serialNumber
- 型: Text。
証明書のシリアル番号を、ハイフンで区切られた16進バイトのASCII表現として提供します。たとえば、04-67-F3-02などです。 - serverIssuer
- 型: Text。
サーバー証明書の発行者フィールドを取得します。 - serverSubject
- 型: Text。
サーバー証明書の件名フィールドを取得します。 - subject
- 型: Text。
クライアント証明書の件名フィールドを取得します。 - validFrom
- 型: Date Time。
証明書が有効になる日付を取得します。日付は国際設定によって異なります。 - validUntil
- 型: Date Time。
証明書の有効期限の日付を取得します。
ClientCertificateValue
.NETフレームワークのクライアント証明書の特定のプロパティの値を取得します。
入力
- key
- 型: 必須。Text。
出力
- value
- 型: Text。
CommitTransaction
データベースのCOMMITコマンドを発行し、最後のコミット以降にデータベースで実行されたすべての変更を有効にします。
Deprecated_Notify
非推奨: Webブロックでイベントで利用できるようになったため、このアクションは非推奨です。Webブロックのイベントを使用して、Webブロックから親ブロックへ変更を反映します。
Webブロックが、それを使用する画面またはWebブロックに通知方法。通知はOn Notifyプロパティで設定されたアクションによって処理されます。通知によって送信されるメッセージを取得するには、NotifyGetMessage関数を使用します。
入力
- メッセージ
- 型: 任意。Text。
Deprecated_NotifyGetMessage
非推奨: Webブロックでイベントで利用できるようになったため、このアクションは非推奨です。ブロックのイベントの入力パラメータを使用して、イベントがトリガーされたときに親ブロックに情報を送信します。
Notifyアクションによって送信された通知メッセージを返します。
出力
- メッセージ
- 型: Text。
Deprecated_NotifyWidget
Webブロックが、それを使用する画面またはWebブロックに通知方法。通知はOn Notifyプロパティで設定されたアクションによって処理されます。通知によって送信されるメッセージを取得するには、NotifyGetMessage関数を使用します。
入力
- メッセージ
- 型: 任意。Text。
EspaceInvalidateCache
eSpaceの特定のキャッシュをすべてのフロントエンドサーバーとコンシューマeSpaceで無効にします。テナント識別子を設定すると、無効化を単一のテナントに限定します。
入力
- EspaceId
- 型: 任意。Espace Identifier。
無効にするeSpaceの識別子。指定されていない場合は、呼び出し側のeSpaceの識別子が使用されます。 - TenantId
- 型: 任意。Tenant Identifier。
キャッシュの無効化を特定のテナントに限定するための任意指定のテナント識別子。
GenerateGuid
新しいGUIDを生成して返します。
出力
- Guid
- 型: Text。
InboundSmsGetDetails
非推奨: SMS機能が利用できなくなったため、このアクションは非推奨です。現在処理されている受信SMSに関する情報を返します。
出力
- MSISDN
- 型: Phone Number.。
- LargeAccount
- 型: Phone Number.。
- メッセージ
- 型: Text。
- BinaryMessage
- 型: Text。
- UDH
- 型: Text。
- MessageId
- 型: Text。
- Priority
- 型: Integer。
- Encoding
- 型: Text。
- Connection
- 型: Text。
- OperatorCode
- 型: Text。
- Sent
- 型: Date Time。
- Custom1
- 型: Text。
- Custom2
- 型: Text。
- Custom3
- 型: Text。
IntegratedSecurityCheckRole
現在のWindowsユーザーが、特定のロールにアクセスできるかどうかを検証します。
入力
- RoleName
- 型: 必須。Text。
出力
- Belongs
- 型: Boolean。
IntegratedSecurityGetDetails
リクエストを行った現在のWindowsユーザーに関する情報を取得します。
出力
- Username
- 型: Text。
- isGuest
- 型: Boolean。
- isSystem
- 型: Boolean。
- isAnonymous
- 型: Boolean。
- isAuthenticated
- 型: Boolean。
ListAll
リスト内のすべての要素が指定された条件を満たしているかどうかを判定します。
入力
- List
- 型: 必須。Generic Record List。
条件を適用する要素が含まれるリスト。 - Condition
- 型: 必須。Boolean。
リストの各要素を確認するためのBoolean式。
出力
- Result
- 型: Boolean。
リストのすべての要素が条件を満たしている場合はTrue、それ以外の場合はFalseになります。
ListAny
リスト内の任意の要素が指定された条件を満たしているかどうかを判定します。
入力
- List
- 型: 必須。Generic Record List。
条件を適用する要素が含まれるリスト。 - Condition
- 型: 必須。Boolean。
リストの各要素を確認するためのBoolean式。
出力
- Result
- 型: Boolean。
条件を満たしているリストの要素がある場合はTrue、それ以外の場合はFalseになります。
ListAppend
リストの末尾に要素を追加します。
入力
- List
- 型: 必須。Generic Record List。
要素を追加するリスト。 - Element
- 型: 必須。Generic Record。
リストの末尾に追加される要素。
ListAppendAll
元のリストの要素を追加先のリストの末尾に追加します。
入力
- List
- 型: 必須。Generic Record List。
追加先のリスト。 - SourceList
- 型: 必須。Generic Record List。
追加する要素のリスト。
ListClear
リストからすべての要素を削除します。
入力
- List
- 型: 必須。Generic Record List。
要素を削除するリスト。
ListDistinct
リストから重複する要素をフィルタリングします。
入力
- SourceList
- 型: 必須。Generic Record List。
重複する要素を含むリスト。
出力
- DistinctList
- 型: Generic Record List。
元のリストの重複を除外した要素のみを含むリスト。
ListDuplicate
リストの要素を別のリストに複製します。
入力
- SourceList
- 型: 必須。Generic Record List。
複製するリスト。
出力
- DuplicatedList
- 型: Generic Record List。
複製されたリスト。
ListFilter
指定された条件を満たしたListパラメータの要素の新しいリストを返します。
入力
- SourceList
- 型: 必須。Generic Record List。
条件を適用する要素が含まれるリスト。 - Condition
- 型: 必須。Boolean。
リストの各要素を確認するためのBoolean式。
出力
- FilteredList
- 型: Generic Record List。
条件を満たす要素の新しいリスト。
ListIndexOf
指定された条件を満たしたListパラメータの最初の要素の位置を返します。条件を満たす要素が検出されなかった場合は-1を返します。
例
ListIndexOf(UserList, Is_Active)
ユーザーレコードリスト内で条件Is_Active = Trueを満たす最初のユーザーの位置を返します。
ListIndexOf(UserList, Name = "James")
ユーザーレコードリスト内で条件Name = "James"を満たす最初のユーザーの位置を返します。
入力
- List
- 型: 必須。Generic Record List。
条件を適用する要素が含まれるリスト。 - Condition
- 型: 必須。Boolean。
リストの各要素を確認するためのBoolean式。
出力
- Position
- 型: Integer。
指定された条件を満たしたリストの最初の要素の位置。条件を満たす要素が検出されなかった場合は-1。
ListInsert
リストの特定の位置に要素を挿入します。
入力
- List
- 型: 必須。Generic Record List。
要素を追加するリスト。 - Element
- 型: 必須。Generic Record。
リストに挿入する要素。 - Position
- 型: 必須。Integer。
要素が挿入される位置。
ListRemove
リストの特定の位置から要素を削除します。
入力
- List
- 型: 必須。Generic Record List。
要素が削除されるリスト。 - Position
- 型: 必須。Integer。
削除される要素の位置。
ListSort
指定された基準でListパラメータの要素を並べ替えます。ListSortはAggregateの動的ソートとは異なります。異なるデータ型(TextやIntegerなど)の基準がある複数のアトリビュートは、リストを正確に並べ替えられない場合があります。基本型のリスト(Text List、Integer Listなど)、エンティティレコードのリスト、ストラクチャのリスト、レコードリストといった様々なリストを並べ替えることができます。
例
ListSort(UserList, Name)
UserList(ユーザーレコードのリスト)をNameアトリビュートで並べ替えます。
ListSort(TextList, Value, False)
TextList(テキスト値のリスト)をValueの降順に並べ替えます。
Valueは、並べ替えられる現在のテキスト値を表すランタイムプロパティです。
ListSort(OfficeEmployeesList, Employee.Name + " " + Office.Name)
OfficeEmployeesListを従業員名およびオフィス名で並べ替えます。OfficeEmployeesListのデータ型は「Company, Employee Record List」です。つまり、各レコードにEmployeeとOfficeエンティティレコードがアトリビュートとして含まれるレコードのリストです。同じ名前の従業員が異なるオフィスで働いている場合、並べ替えられたリストにはこれらの従業員がオフィス名の昇順で連続して表示されます。
OfficeEmployeesListのレコード:
[ {Employee.Name = "Adam"}, {Office.Name = 'North Office'} ]
[ {Employee.Name = "Jane"}, {Office.Name = 'Central Office'} ]
[ {Employee.Name = "Adam"}, {Office.Name = 'Central Office'} ]
ListSort(OfficeEmployeesList, Employee.Name + " " + Office.Name)の呼び出し後のOfficeEmployeesListのレコードの順序:
[ {Employee.Name = "Adam"}, {Office.Name = 'Central Office'} ]
[ {Employee.Name = "Adam"}, {Office.Name = 'North Office'} ]
[ {Employee.Name = "Jane"}, {Office.Name = 'Central Office'} ]
入力
- List
- 型: 必須。Any List。
指定された基準で並べ替える要素が含まれるリスト。 - By
- 型: 必須。Any Data Type。
リストの要素を並べ替える基準。 - Ascending
- 型: 任意。Boolean。
Byパラメータに従って要素を昇順に並べ替えるか(True)、降順に並べ替えるか(False)を示すBoolean式。デフォルト値は昇順(True)です。
Login
指定されたユーザーでアプリケーションにログインします。
成功の場合、UserIdセッション変数とUsernameセッション変数にユーザーデータが入力されます。
入力
- UserId
- 型: 必須。User Identifier。
- Persistent
- 型: 必須。Boolean。
Trueの場合、ログインは15日間保持されます。
LoginPassword
パスワードを使用して、指定されたユーザーでアプリケーションにログインします。
成功の場合、UserIdセッション変数とUsernameセッション変数にユーザーデータが入力されます。
入力
- UserId
- 型: 必須。User Identifier。
- Password
- 型: 必須。Text。
- Persistent
- 型: 必須。Boolean。
Trueの場合、ログインは15日間保持されます。
LogMessage
Service Centerのモジュールの一般ログに表示できる情報を登録します。
入力
- メッセージ
- 型: 必須。Text。
モジュールの一般ログに追加するメッセージ。 - ModuleName
- 型: 必須。Text。
ログメッセージに関連付けられるモジュールの名前。
Logout
特定のユーザーをアプリケーションからログアウトします。
UserIdセッション変数とUsernameセッション変数はクリアされます。
ProcessTerminate
プロセスの実行をターミネートするように明示的に強制します。
入力
- ProcessId
- 型: 必須。Process Identifier。
SetCurrentLocale
ユーザーセッションの言語ロケールを設定し、アプリケーションの表示言語を変更します。
入力
- ロケール
- 型: 必須。Text。
TenantCreate
新しいテナントを作成してユーザープロバイダモジュールに関連付けます。
入力
- eSpaceName
- 型: 必須。Text。
新しいテナントのユーザープロバイダモジュールの名前。新しいテナントは指定されたモジュールのユーザーサブスクライバになります。 - TenantName
- 型: 必須。Text。
作成する新しいテナントの名前。
出力
- TenantId
- 型: Tenant Identifier。
作成された新しいテナントの識別子。
TenantInvalidateCache
テナントの特定のキャッシュをすべてのフロントエンドサーバーとeSpaceで無効にします。このアクションは互換性のみを目的として使用できるようになりました。EspaceInvalidateCacheアクションを代わりに使用し、eSpaceでテナントの特定のキャッシュを無効にして、無効化のスコープを狭めてください。
入力
- TenantId
- 型: 必須。Tenant Identifier。
特定のキャッシュをすべて無効化するテナントの識別子。
TenantSwitch
指定されたテナント識別子に対するコンテキストを変更します。テナントを切り替えるとき、セッションがクリアされ(テナント変更前の暗黙的なログアウトと同等です)、OnSessionStartアクションが実行され、現在のトランザクションがコミットされます。
入力
- TenantId
- 型: 必須。Tenant Identifier。
クライアントアクション
ListAll
リスト内のすべての要素が指定された条件を満たしているかどうかを判定します。
入力
- List
- 型: 必須。Generic Record List。
条件を適用する要素が含まれるリスト。 - Condition
- 型: 必須。Boolean。
リストの各要素を確認するためのBoolean式。
出力
- Result
- 型: Boolean。
リストのすべての要素が条件を満たしている場合はTrue、それ以外の場合はFalseになります。
ListAny
リスト内の任意の要素が指定された条件を満たしているかどうかを判定します。
入力
- List
- 型: 必須。Generic Record List。
条件を適用する要素が含まれるリスト。 - Condition
- 型: 必須。Boolean。
リストの各要素を確認するためのBoolean式。
出力
- Result
- 型: Boolean。
条件を満たしているリストの要素がある場合はTrue、それ以外の場合はFalseになります。
ListAppend
リストの末尾に要素を追加します。
入力
- List
- 型: 必須。Generic Record List。
要素を追加するリスト。 - Element
- 型: 必須。Generic Record。
リストの末尾に追加される要素。
ListAppendAll
元のリストの要素を追加先のリストの末尾に追加します。
入力
- List
- 型: 必須。Generic Record List。
要素を追加するリスト。 - SourceList
- 型: 必須。Generic Record List。
追加する要素のリスト。
ListClear
リストからすべての要素を削除します。
入力
- List
- 型: 必須。Generic Record List。
要素を削除するリスト。
ListDistinct
リストから重複する要素をフィルタリングします。
入力
- SourceList
- 型: 必須。Generic Record List。
重複する要素を含むリスト。
出力
- DistinctList
- 型: Generic Record List。
元のリストの重複を除外した要素のみを含むリスト。
ListDuplicate
リストの要素を別のリストに複製します。
入力
- SourceList
- 型: 必須。Generic Record List。
複製するリスト。
出力
- DuplicatedList
- 型: Generic Record List。
複製されたリスト。
ListFilter
指定された条件を満たしたListパラメータの要素の新しいリストを返します。
入力
- SourceList
- 型: 必須。Generic Record List。
条件を適用する要素が含まれるリスト。 - Condition
- 型: 必須。Boolean。
リストの各要素を確認するためのBoolean式。
出力
- FilteredList
- 型: Generic Record List。
条件を満たす要素の新しいリスト。
ListIndexOf
指定された条件を満たしたListパラメータの最初の要素の位置を返します。条件を満たす要素が検出されなかった場合は-1を返します。
例
ListIndexOf(UserList, Is_Active)
ユーザーレコードリスト内で条件Is_Active = Trueを満たす最初のユーザーの位置を返します。
ListIndexOf(UserList, Name = "James")
ユーザーレコードリスト内で条件Name = "James"を満たす最初のユーザーの位置を返します。
入力
- List
- 型: 必須。Any List。
条件を適用する要素が含まれるリスト。 - Condition
- 型: 必須。Boolean。
リストの各要素を確認するためのBoolean式。
出力
- Position
- 型: Integer。
指定された条件を満たしたリストの最初の要素の位置。条件を満たす要素が検出されなかった場合は-1。
ListInsert
リストの特定の位置に要素を挿入します。
入力
- List
- 型: 必須。Generic Record List。
要素を追加するリスト。 - Element
- 型: 必須。Generic Record。
リストに挿入する要素。 - Position
- 型: 必須。Integer。
要素が挿入される位置。
ListRemove
リストの特定の位置から要素を削除します。
入力
- List
- 型: 必須。Generic Record List。
要素が削除されるリスト。 - Position
- 型: 必須。Integer。
削除される要素の位置。
ListSort
指定された基準でListパラメータの要素を並べ替えます。ListSortはAggregateの動的ソートとは異なります。異なるデータ型(TextやIntegerなど)の基準がある複数のアトリビュートは、リストを正確に並べ替えられない場合があります。基本型のリスト(Text List、Integer Listなど)、エンティティレコードのリスト、ストラクチャのリスト、レコードリストといった様々なリストを並べ替えることができます。
例
ListSort(UserList, Name)
UserList(ユーザーレコードのリスト)をNameアトリビュートで並べ替えます。
ListSort(TextList, Value, False)
TextList(テキスト値のリスト)をValueの降順に並べ替えます。
Valueは、並べ替えられる現在のテキスト値を表すランタイムプロパティです。
ListSort(OfficeEmployeesList, Employee.Name + " " + Office.Name)
OfficeEmployeesListを従業員名およびオフィス名で並べ替えます。OfficeEmployeesListのデータ型は「Company, Employee Record List」です。つまり、各レコードにEmployeeとOfficeエンティティレコードがアトリビュートとして含まれるレコードのリストです。同じ名前の従業員が異なるオフィスで働いている場合、並べ替えられたリストにはこれらの従業員がオフィス名の昇順で連続して表示されます。
OfficeEmployeesListのレコード:
[ {Employee.Name = "Adam"}, {Office.Name = 'North Office'} ]
[ {Employee.Name = "Jane"}, {Office.Name = 'Central Office'} ]
[ {Employee.Name = "Adam"}, {Office.Name = 'Central Office'} ]
ListSort(OfficeEmployeesList, Employee.Name + " " + Office.Name)の呼び出し後のOfficeEmployeesListのレコードの順序:
[ {Employee.Name = "Adam"}, {Office.Name = 'Central Office'} ]
[ {Employee.Name = "Adam"}, {Office.Name = 'North Office'} ]
[ {Employee.Name = "Jane"}, {Office.Name = 'Central Office'} ]
入力
- List
- 型: 必須。Any List。
指定された基準で並べ替える要素が含まれるリスト。 - By
- 型: 必須。Any Data Type。
リストの要素を並べ替える基準。 - Ascending
- 型: 任意。Boolean。
Byパラメータに従って要素を昇順に並べ替えるか(True)、降順に並べ替えるか(False)を示すBoolean式。デフォルト値は昇順(True)です。
LogMessage
Service Centerのモジュールの一般ログに表示できる情報を登録します。
入力
- メッセージ
- 型: 必須。Text。
モジュールの一般ログに追加するメッセージ。 - ModuleName
- 型: 必須。Text。
ログメッセージに関連付けられるモジュールの名前。
RequireScript
HTMLヘッダーにJavascriptを追加します。同じJavaScriptを複数回呼び出しても、追加されるのは1回のみです。JavaScriptが正常に読み込まれた後、アクションフローの処理が進みます。
入力
- Url
- 型: 必須。Text。
ヘッダーに追加するJavascriptのURL。