Resourcesツリー
エクステンションのワークスペースにある[Resources]ツリーは、現在のエクステンションに関連付けられたリソースを表しており、そのリソースを管理するために必要な操作を提供しています。Integration Studioのリソースは、エクステンションのアクションの動作を実装するファイル、またはアクションアイコンやヘルプファイルなどのエクステンションのその他の側面をサポートするあらゆるファイルです。
エクステンションのリソースは、以下の場合に明示的またはIntegration Studioによって自動的に追加できます。
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エクステンションが作成されると、Integration Studioは、エクステンションの開発に必要なソースファイルをリソースとして追加します。
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.NETアセンブリからアクションをインポートすると、以前に追加されていない場合は、
DotNetAction.ico
とともにアセンブリとその依存関係がリソースとして追加されます。
リソースのステータス
リソースには、以下のステータスがあります。
- Excluded
- ファイルは、ファイルシステムに存在していますが、リソースとして追加されていません。このリソースを含める場合は、「リソースを追加する」をご覧ください。
- Included
- ファイルは、リソースとしてすでに追加されており、エクステンションが最後に保存されてから変更されていません。
- Modified
- ファイルは、リソースとしてすでに追加されていますが、エクステンションが最後に保存されてから変更されています。リソースのステータスを更新するために、エクステンションを保存する必要があります。
- Delete(削除)
- ファイルは、リソースとして追加されましたが、ファイルシステムに存在していません。
リソースの物理的ロケーション
リソースは、XIF(Extension and Integration Framework)ファイルが保存されたディレクトリにある<extension_file_name>/<NET>
と呼ばれるディレクトリに保存されています。初めてエクステンションが作成されると、これらのリソースは、エクステンションを保存するまで一時ディレクトリに保存されます。
リソースを含むディレクトリを開くには、Resourcesフォルダアイコンを右クリックして、[Open]オプションを選択します。
最初に保存または「名前を付けて保存」した後、リソースはXIFファイルが保存されたディレクトリにある
<extension_file_name>/Source/<NET>
に移動されます。
エクステンションの操作
[Resources]ツリーでは、リソースを処理するために以下の操作が可能です。
操作 | 説明 |
---|---|
![]() |
エクステンションにリソースを追加します。 詳細については、「リソースを追加する」をご覧ください。 |
![]() |
エクステンションからリソースを削除します。次にエクステンションを保存するときには、このリソースファイルはXIFファイルにまとめられません。 |
Open | [Resources]ツリーで選択したアイテムを開きます。 フォルダが選択されている場合は、対応するフォルダでWindowsエクスプローラが起動します。 ファイルが選択されている場合は、そのファイルタイプに関連付けられたデフォルトプログラムが起動してファイルが開きます。 |
![]() |
ファイルシステムに保存されているリソースファイルとテンプレートファイルの差異を比較できます。 詳細については、「リソースエディタ」をご覧ください。 |