OracleのPlatformタブ
[Platform]タブでDatabase Providerプロパティを 「Oracle」に設定すると、以下の構成が使用できるようになります。
Databaseセクション
この領域には、Oracleデータベースの一般的な構成が含まれます。
構成 | 説明 | デフォルト値 |
---|---|---|
Naming Method | Oracleデータベースサーバーへの接続方法。 | Service Name |
Host | データベースサーバーのホスト名またはIPアドレス。 このオプションは、Naming Methodが「Service Name」に設定されている場合のみ利用可能です。 |
localhost |
Port | データベースサービスが検出を行うポート。 このオプションは、Naming Methodが「Service Name」に設定されている場合のみ利用可能です。 |
1521 |
Service Name | Oracleデータベースサービスの名前。 このオプションは、Naming Methodが「Service Name」に設定されている場合のみ利用可能です。 |
|
TNS Name | tnsnames.ora構成ファイルで定義されているアドレス名。 このオプションは、Naming Methodが「TNS Name」に設定されている場合のみ利用可能です。 |
高度な設定を行う場合には、[Advanced Settings]リンクをクリックします。
構成 | 説明 | デフォルト値 |
---|---|---|
高度な接続設定 | ||
Runtime Applications | 実行時にOutSystemsアプリケーションで使用された場合のデータベース接続の動作を構成できます。 | |
OutSystems Services | OutSystemsサービスで使用された場合のデータベース接続の動作を構成できます。 | |
Error Messages Language | データベースに接続する際のNLS_LANGUAGE設定を設定できます。 サポートされる値については、Oracleのドキュメントをご覧ください。 |
|
Linguistic Sorting | NLS_SORTパラメータを設定できます。以下のいずれかの値を選択します。 BINARY_AI – 照合を区別するSQL操作で、アクセントや大文字と小文字を区別しないバイナリソートを使用します。 BINARY_CI – 照合を区別するSQL操作で、大文字と小文字を区別しないがアクセントは区別するバイナリソートを使用します。この値を使用することで、アクセントがSQL操作に関係する言語での問題を回避できます。たとえば、日本語でBINARY_AIの言語ソートを使用して「セト」を検索した場合、「Seto」(セト)と「Zeto」(ゼト)はいずれも有効なクエリ結果になります。 |
BINARY_AI |
Default Query Timeout | データベース接続確立後から、プラットフォームがクエリを実行するまでのデフォルトの最大期間(秒)を定義します。 | 30 |
1-Click Publish | ||
Database Update Query Timeout | 1-Click Publish操作において、データベース接続の確立から、プラットフォームがクエリを実行するまでのデフォルトの最大期間(秒)を定義します。 | 600 |
OutSystemsは、Oracleデータベース向けにUnicodeをサポートしています。Unicode対応で開発を開始するには、Oracleデータベースがデータベース文字セットとしてAL32UTF8
を使用している必要があります。
Administratorセクション
[Administrator]セクションでは、プラットフォームを管理するデータベースユーザーを構成できます。このユーザーが、OutSystemsメタモデルのテーブル、ビュー、インデックスの所有者となります。
構成 | 説明 | デフォルト値 |
---|---|---|
User | OutSystemsメタモデルのテーブルの所有者であるユーザーの名前。 | OSADMIN |
Password | ユーザーのパスワード。 | |
Tablespace | システムテーブルの保存先となるテーブルスペース。 | OSSYS |
Index Tablespace | プラットフォームの全インデックスの保存先となるテーブルスペース。 | OSIDX |
Runtimeセクション
このセクションでは、ユーザーテーブルを所有するユーザーのログインを指定します。
構成 | 説明 | デフォルト値 |
---|---|---|
User | 開発環境で作成されたテーブルの所有者であるユーザーの名前。 | OSRUNTIME |
Password | ユーザーのパスワード。 | |
Tablespace | 開発環境で作成されたテーブルの保存先となるテーブルスペース。 | OSUSR |
Create/Upgrade Databaseボタン
プラットフォームが要求する様々なデータベースオブジェクト(テーブル、インデックス、ビューなど)を作成するには、[Create/Upgrade Database]をクリックします。
このボタンをクリックすると、インストール中のOutSystems Platform Serverバージョンの実行に必要なデータベースオブジェクト(テーブル、インデックス、ビュー、ストアドプロシジャなど)をすべて作成できます。
OutSystemsをインストールまたはアップグレードするには、以下のインストールチェックリストに従う必要があります。