内部ネットワークを構成する
OutSystemsアプリケーションでは、特定の要素(Web UIフロー、公開SOAPサービス、公開REST API)へのアクセスを内部ネットワーク内でのみ利用できるように設定し、アプリケーションの他の部分は一般ユーザーが利用できるようにしておくことができます。
この手順は、オンプレミス環境にのみ適用されます。OutSystems Cloud環境の場合は、OutSystems技術サポートにお問い合わせください。
OutSystems環境の内部ネットワークを構成するには、以下の手順を実行します。
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OutSystems環境のService Center管理コンソールに移動します。
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[Administration]セクションに移動して、[Security]タブを選択します。
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[Network Security]領域を選択します。
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[Internal network addresses]フィールドに、管理コンソールおよび内部アクセスのみとして定義されたアプリケーションのエンドポイントへのアクセスを許可するIPアドレスのリストまたは範囲を入力します。コントローラ、すべてのフロントエンドサーバー、監視ツールのIPアドレス/範囲が含まれていることを確認します。
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[Save]ボタンを選択します。
[Save]をクリックすると、Service Centerのキャッシュが無効になります。キャッシュが無効になったことを確認した後、環境内で実行中のすべてのアプリケーションで新しい設定が読み込まれます。
特定のOutSystems環境で内部ネットワークを定義した場合、以下のツールへのアクセスに影響を及ぼします。
- 環境のService Centerコンソール
- 環境のLifeTimeコンソール(構成が適用された環境がLifeTime環境である場合)
- Service Studio、Integration Studio、OSPツールから環境への接続
誤った内部ネットワーク構成の定義によってService Centerにアクセスできなくなった場合、現在定義されているConfiguration Toolを使用して内部ネットワーク設定を消去することができます。