Service Studioの概要
アプリの開発を始めるためにService Studioを開くときは、OutSystems環境に接続する必要があります。接続に成功すると[Environment]タブが表示されます。ここでは以下の操作が可能です。
- 新規アプリケーションの作成
- OutSystems Forgeからのアプリケーションとコンポーネントのインストール
- 既存アプリケーションの表示および利用
[Environment]タブの検索ボックスを使用すると、アプリケーションやモジュールを検索したり、OutSystemsコミュニティの検索を実行したりすることもできます。検索ボックスは他の画面でも使用できますが、検索範囲は現在開いている画面により異なります。
新規アプリケーションを作成したり、既存アプリケーションを利用したりすると、以下のアプリ詳細画面に移動します。
アプリ詳細画面には、以下の領域があります。
- App Details
- ここでは、アプリケーションの名前、説明、アイコン、ブートストラップの色を設定できます。
- Developタブ
- ここでは、アプリケーションのモジュールを管理します。アプリケーションの依存関係、つまりアプリケーションで使用されている他のアプリケーションやコンポーネントを表示することもできます。
- Native Platformsタブ
- この領域では、モバイルアプリをテストして、iOSまたはAndroid用のモバイルアプリを生成できます。
- Test In Browserボタン
- アプリケーションをすばやくブラウザでテストする方法です。
ワークスペース
Service Studioのワークスペースは、アプリケーションのモジュールを設計、デプロイ、およびデバッグする場所です。
ワークスペースは、以下の領域で構成されています。
- メインエディタ
- ここでアプリケーションのインターフェイスとロジックを設計します。
- アプリケーションレイヤーの各タブ
- 各タブには、特定のアプリケーションレイヤー(プロセス、ユーザーインターフェイス、ロジック、およびデータモデル)の要素が含まれています。
- プロパティエディタ
- ここでは選択した要素のプロパティを表示および設定できます。
- ツールボックス
- アプリケーションの画面とロジックを開発するためのツールとウィジェットが含まれています。
- 1-Click Publishボタン
- 接続している環境でモジュールのデプロイを開始します。モジュールにエラーがある場合、この操作は利用できません。
- ツールバー
- 最も一般的な操作へのショートカットです。
- 開発環境の各タブ
-
この領域には以下のタブが表示されます。
- TrueChangeタブ: モジュールの既存のエラーと警告を表示します。特定のエラーまたは警告をダブルクリックすると、その場所に直接移動します。
- fDebuggerタブ: このタブを使用してアプリケーションをデバッグします。ここでは、デバッガを起動して変数の内容をステップバイステップで確認できます。
- 1-Click Publishタブ: モジュールをデプロイすると、この領域にデプロイプロセスの進捗状況と結果が表示されます。
- Search Resultsタブ: モジュールで実行された検索結果をリスト表示します。特定の結果をダブルクリックすると、その場所に直接移動します。
- ステータスバー
- 接続しているユーザーと環境に関する情報、およびモジュールが最後にパブリッシュされた時間を表示します。