Webサービス認証を設定する
SOAP Webサービスを利用する場合、OutSystemsではどのタイプの認証もデフォルトで使用されなくなります。
サービス認証メソッドとユーザーの資格情報を指定するには、以下に示す複数の方法があります。
- Service Studioでベーシック認証を設定する
- Service Studioで、サービスの「Authentication」プロパティを
Basic Authentication
に設定し、ユーザーの資格情報(ユーザー名とパスワード)を指定します。これらの資格情報は、Service Centerで上書きされない限り、すべてのインフラ環境全体で使用されます(以下を参照)。 - Service Studioで動的ログインを使用する
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アプリケーションロジックで実行時の認証資格情報を指定します。Service StudioのSOAP Webサービスで動的ログインを設定すると、そのメソッドはすべてユーザーの資格情報(ユーザー名とパスワード)を指定するための入力パラメータを保持するようになります。
利用中のSOAP Webサービスに動的ログイン機能を追加するには、SOAP Webサービス要素のコンテキストメニューから[Add Dynamic Login]を選択します。このオプションは、SOAP Webサービスの「Authentication Type」プロパティが(None)
以外の値の場合にのみ使用できます。 - Service Centerの環境ごとに異なるエンドポイントを設定する
- Service Centerでは、モジュールで利用中のSOAP Webサービスごとに異なるエンドポイントURLまたはユーザーの資格情報を実行時に設定し、Service Studioで定義されたデフォルトのエンドポイントとユーザーの資格情報を上書きできます。
注記: 認証タイプは変更できません。変更できるのはエンドポイントURLとユーザーの資格情報のみです。 - 高度なエクステンションを使用してクライアント証明書認証を設定する
- クライアント証明書を使用してSOAP Webサービスの認証を実行する方法の詳細については、クライアント証明書の例をご覧ください。