高度なカスタマイズ
REST APIを利用する場合、独自の.NETコードを使用して、リクエストで送信される情報やレスポンスで受信される情報をカスタマイズできます。これらの高度なシナリオでは、Integration Studioを使用してエクステンションを作成し、REST Extensibility APIをコードで使用します。
ユースケースの例:
- 特定のアルゴリズムを使用してリクエストコンテンツの一部をエンコードする
- クライアント証明書認証のサポートを追加する
- 複雑なレスポンスを処理したり、必要に応じてそれをカスタマイズしたりする
以下の手順を実行します。
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Integration Studioで、.NETコードをService Studioのアクションにマッピングするエクステンションを作成します。アクションとそれらの入出力パラメータを定義します。
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ツールバーの[Edit Source Code .NET]をクリックし、Microsoft Visual Studioでエクステンションソリューションを開きます。.NETコードでREST Extensibility APIを使用し、リクエスト/レスポンスを取得して操作します。
REST Extensibility APの利用方法の例については、OutSystems ForgeのComponentsカテゴリでREST APIを利用するモジュールを検索してください。
Integration Studioの詳細については、「独自コードでロジックを拡張する」をご覧ください。
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Service Studioで[Manage Dependencies]ダイアログを開き、使用するエクステンションアクションに依存関係を追加します。
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REST APIでは、以下のプロパティを使用します。
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On Before Requestプロパティ: [
New OnBeforeRequest (Advanced)
]に設定すると、REST APIのツリー要素に「OnBeforeRequestAdvanced」コールバックが作成されます。これを使用してリクエストを送信前にカスタマイズします。 -
On After Responseプロパティ: [
New OnAfterResponse (Advanced)
]に設定すると、REST APIのツリー要素に「OnAfterResponseAdvanced」コールバックが作成されます。これを使用してレスポンスを到着後にカスタマイズします。
値を設定すると、REST APIに「OnBeforeRequestAdvanced」または「OnAfterResponseAdvanced」という名前のアクションが作成されます。
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新しく作成したアクションをダブルクリックして編集します。
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アクションフローで参照されたエクステンションのアクションを使用して、リクエストまたはレスポンスをカスタマイズします。