ユーザーをInternalユーザーとして分類する
2020年1月以降に購入されたOutSystemsライセンスに適用されます。
OutSystemsでは、ライセンスのためにInternal(内部)ユーザーとExternal(外部)ユーザーの2種類の登録エンドユーザーを識別します。
メールアドレスに特定のドメイン(例: mycompany.com
)が含まれるすべてのRegistered(登録)ユーザーをInternalユーザーとして分類することができます。一方で、その他のRegisteredユーザーはすべてExternalユーザーであると判断されます。
分類ルールで、ユーザーをInternalユーザーとして識別するために使用する1つまたは複数のドメインのリストを定義します。分類ルール内にあるドメインのいずれかがメールアドレスに含まれるすべてのユーザーは、Internalユーザーであると判断されます。その他のRegisteredユーザーは、すべてExternalユーザーであると判断されます。
たとえば、分類ルールをmycompany.com
に設定した場合は以下のようになります。
- メールアドレスが
scott.green@mycompany.com
のRegisteredユーザーは、Internalユーザーであると判断されます。 - メールアドレスが
scarlett.doe@outsourcing.com
のRegisteredユーザーは、Externalユーザーであると判断されます。
ユーザー分類ルールのチェックは、ユーザーのメールアドレスフィールドに値が含まれる場合は、ユーザーのメールアドレスフィールドに対して行われ、ユーザー名フィールドに値にメールアドレスが含まれる場合は、ユーザー名に対して行われます。これらのフィールドのいずれにも有効なメールアドレスが含まれていないRegisteredユーザーは、Internalユーザーとして分類されます。
分類ルールの構成は、Service Centerで環境ごとに行います。環境によって異なる分類ルールを構成することができます。OutSystemsでは、環境内のInternal/Externalユーザーの数を特定するときに、登録されているアクティブユーザーを確認します。
なお、この分類はRegistered(登録)ユーザー(または「Named(名前付き)ユーザー」)にのみ適用されます。この分類では、Anonymousユーザーは考慮されません。エンドユーザー分類の詳細については、「エンドユーザー管理」をご覧ください。
ユーザー分類ルールを定義する
Internalユーザーを識別するために使用するドメイン名のリストを定義するには、以下の手順を実行します。
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環境のService Center管理コンソールを開きます。
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[Administration > Licensing]に移動し、[End-Users Configuration]リンクをクリックします。
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[User Classification Rules]で[Only users registered with these domains count as Internal]オプションを選択し、Internalユーザーのメールアドレスに関連付けるドメイン名を入力します。各ドメインをカンマで区切ります。
例:
mycompany.com
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[Save]を押します。
変更を保存すると、現在のInternal/Externalユーザーの数を取得するプロセスが開始します。このプロセスの所要時間は、数分間です。[Last update on]ラベルに、最後のユーザーカウントプロセスの完了日時が表示されます。
Internal/Externalユーザーの合計数を確認する
Service Centerで、特定の環境のInternalユーザーとExternalユーザーの現在の使用状況(エンドユーザーの種類ごとの合計数とユーザープロバイダごとの内訳)を確認することができます。
Internal/Externalユーザーの数を確認するには、以下の手順を実行します。
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環境のService Center管理コンソールを開きます。
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[Administration > Licensing]に移動し、[End-Users Configuration]リンクをクリックします。
このページには、現在の環境のInternalユーザーとExternalユーザーの合計数とユーザープロバイダごとの内訳が表示されます。
注記: 現在のユーザー数を特定するプロセスはタイマーによって実行されるため、表示されているユーザー数の値に正しいユーザー数が反映されていない可能性があります。