画面のリストアイテムを更新する
リストの項目を編集する際には、インターフェイスで影響を受ける項目だけをリフレッシュするほうが、リスト全体をリフレッシュするよりも効率的です。OutSystemsでは、リストを操作するシステムアクションが用意されています。操作中のリストが画面に表示されているときには、これらのアクションは画面に表示されている影響を受ける要素も即座にリフレッシュできます。
リアクティブWebおよびモバイルアプリのリストアイテムを更新するには、以下の手順を実行します。
- 画面にリストを表示します。
- リストを更新するボタンまたはリンクを追加します。
- ボタンまたはリンクに関連付けられているアクションで、Execute Actionをツールボックスからアクションフローにドラッグします。
- 以下のシステムアクションからのつを選択し、画面に表示されているウィジェットに結び付けられているリスト変数の要素を操作します。
- ListAppend
- ListAppendAll
- ListInsert
- ListRemove
- ListClear
- ウィジェットには更新されたリストが自動的に表示されます。
従来のWebアプリのリストアイテムを更新するには、以下の手順を実行します。
- 画面にリストを表示します。
- リストを更新するボタンまたはリンクを追加し、Methodプロパティに「Ajax Submit」を設定します。
- ボタンまたはリンクに関連付けられているアクションで、Execute Actionをツールボックスからアクションフローにドラッグします。
- 以下のシステムアクションから1つを選択し、画面に表示されているウィジェットのリスト変数の要素を操作します。
- ListAppend
- ListInsert
- ListRemove
- ウィジェットには更新されたリストが自動的に表示されます。
従来のWeb
場所の検索、レビュー、評価ができるGoOutWebアプリケーションには、不適切と報告されたレビューを一覧表示する画面があります。エンドユーザーがリストの各レビューを確認して、そのレポートを承認するかレビューが安全であると示すことができるようにします。エンドユーザーがレビューに対して安全であると示したときは、リスト全体を再描画することなく対応するレビューをリストから削除します。
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不適切と報告されたレビューのリストが表示されている[ReportedReview]画面を開きます。
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「Mark as Safe」と示されたボタンをテーブルの[Action]列に追加します。
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[Mark as Safe]ボタンのプロパティについては、Methodプロパティに「Ajax Submit」を、Destinationプロパティに「Safe」という名前の新しい画面アクションを設定します。
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新しい画面アクションを開き、Review_ClearReportアクションを[Logic]タブからアクションフローにドラッグしてこのアクションの入力パラメータに「
GetReportedReviews.List.Current.Review
」を設定します。このアクションは、レビューをデータベースで更新して安全であると示します。 -
Executeアクションをツールボックスからドラッグし、Review_ClearReportアクションの後ろに配置してから、ListRemoveシステムアクションを選択します。ListRemoveシステムアクション上にオーバーレイ表示が見えるはずです。
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[Properties]エディタ上で、[List]フィールドに
ReviewTable.List
を、[Position]フィールドにReviewTable.List.CurrentRowNumber
を設定します。これで、現在の行のレビューがListウィジェットに表示されているリストから削除されます。 -
パブリッシュしてテストします。