Input
ユーザーが入力したデータを保持するフィールド。
実行時には、ユーザーが入力した値は変数のデータ型に対して検証されます。
プロパティ
名前 | 説明 | 必須 | デフォルト値 | 備考 |
---|---|---|---|---|
Name | 画面、アクション、モジュールといった、定義されているスコープ内の要素を識別します。 | Yes | ||
Variable | ユーザーが入力した値を保持します。 | Yes | ||
Prompt | 入力に求められる値について説明するテキスト形式のヒント。フィールドにフォーカスがあるか、すでに空でない場合には非表示になります。 | |||
Input Type | 入力要素の型。より優れた入力コントロールと追加機能を提供します。 | Yes | Text | 利用可能な型は、Text、Password、Number、Time、Date、Date Time、Phone、Email、Searchです。 |
Max. Length | 使用可能な最大文字数。 | 50 | ||
Mandatory | ウィジェットが必要かどうかを定義するBooleanリテラルまたは式。 | Yes | False | |
Enabled | ウィジェットを編集できるかどうかを定義するBooleanリテラルまたは式。 | True | ||
Layout | ||||
Width | ウィジェットの幅(列単位)。適用可能なその他の単位は、ピクセル(px)、ポイント(pt)、パーセント(%)です。スタイルシートの定義を上書きします。 | |||
Margin Top | ウィジェットの上部マージン(ピクセル単位)。適用可能なその他の単位は、ポイント(pt)またはパーセント(%)です。スタイルシートの定義を上書きします。 | |||
Margin Left | ウィジェットの左マージン(列単位)。適用可能なその他の単位は、ピクセル(px)、ポイント(pt)、パーセント(%)です。スタイルシートの定義を上書きします。 | |||
Style Classes | ウィジェットに適用する1つまたは複数のスタイルクラスを指定します。複数の値はスペースで区切ります。 | "form-control" | ||
アトリビュート | ||||
Property | この要素のHTML変換に追加するアトリビュート名。 | ドロップダウンリストからプロパティを選択するか、フリーテキストを入力します。プロパティ名はプラットフォームによって検証されません。
プロパティの重複は許可されていません。スペース、「"」、「'」も許可されていません。 |
||
Value | アトリビュートの値。 | 値を直接入力するか、式エディタを使用して式を記述します。 Valueが空の場合、対応するHTMLタグはproperty="property"として作成されます。たとえば、nowrapプロパティは値を必要としないため、nowrap="nowrap"が追加されます。 |
イベント
名前 | 説明 | 必須 | 備考 |
---|---|---|---|
On Change | 要素の値が変更されたときに実行される画面アクションまたは移動先の画面。 | ||
Transition | 他の画面に移動するときに適用される移行エフェクト。 | デフォルトでは、モジュールレベルで定義されます。 | |
Event | 処理されるJavaScriptまたはカスタムイベント。 | ||
Handler | JavaScriptイベントハンドラ。 |
ランタイムプロパティ
名前 | 説明 | 読み取り専用 | 型 | 備考 |
---|---|---|---|---|
Id | 実行時にウィジェットインスタンスを識別します(HTMLのid属性)。JavaScriptと拡張プロパティで使用できます。 | Yes | Text | |
Valid | 必要な入力がない場合、または入力値が定義されたデータ型に適合していない場合はFalseになります。このプロパティの値は、カスタム検証を実行するときに上書きできます。 | Boolean | ||
ValidationMessage | ValidがFalseの場合にビルドイン検証制約を満たしていないことを説明するメッセージ。このプロパティの値は、カスタム検証を実行するときに上書きできます。 | Text |
その他の注記
空の値を描画する
Inputウィジェットに関連付けられた変数に定義済みの値がない場合、デフォルトでは、コンテンツのないウィジェットが描画されます。
変数に定義された値がないときに関連付けられている変数の型のデフォルト値を表示したい場合(Integer型変数のウィジェットに「0」を表示するなど)は、プロパティエディタで以下のカスタムアトリビュートをウィジェットに追加します。
- プロパティ: show-default-value
値: True