リソースエディタ
リソースエディタでは、拡張機能に属するリソースのプロパティを編集できます。このエディタは、リソースが[Resources]ツリーまたはマルチタブエディタで選択されると表示されます。
リソースストレージ
この拡張機能への参照を追加したモジュールがパブリッシュされている場合、デプロイアクションのプロパティの値は、リソースが保存されている場所を示します。次の表は、使用可能な値、動作、および使用する必要のあるファイルの種類を示しています。
Deploy Action | 説明 | 拡張子 |
---|---|---|
Copy to Binaries directory |
リソースは、モジュールがパブリッシュされているPlatform Serverにコピーされます。ファイルは、モジュールディレクトリにある以下のディレクトリに保存されます。 – .NETアプリケーションサーバーの場合は bin2 ディレクトリ。– J2EEアプリケーションサーバーの場合は WEB-INF/lib ディレクトリ。![]() |
dll、config、manifest、jar |
Copy to Application directory | リソースは、モジュールがパブリッシュされているPlatform Serverにコピーされます。ファイルは、モジュールディレクトリに保存されます。 | css、js、asmx、aspx |
Copy to Images directory |
リソースは、モジュールがパブリッシュされているPlatform Serverにコピーされます。ファイルは、モジュールディレクトリにあるimg ディレクトリに保存されます。
|
bmp、eps、jpg、jpeg、gif、tiff、icoおよびその他の画像形式ファイル |
Ignore | リソースは、Platform Serverにコピーされません。リソースは、拡張機能に属しますが、サーバーでは使用できません。 | ソースファイル(csまたはjava)、ドキュメントなど |
デプロイアクションのプロパティは変更できますが、この操作は注意して実行する必要があります。なぜならば、DLLまたはJARがバイナリディレクトリにコピーされない場合、モジュールは、そのDLLまたはJARで実装されたアクションを使用できないからです。
テンプレートを比較する
Integration Studioには、Update Source Code操作を通じて、Integration StudioとIDE(統合開発環境)の変更を統合するために必要な仕組みがあります。
[Resources]ツリーには、Compare With Template操作があり、ファイルシステムに保存されているリソースファイルとテンプレートファイルの差異を比較できます。
この操作を使用するには、[Options]ウィンドウで「Compare files using」パラメータを指定する必要があります。
Compare With Template操作は、拡張機能の要素に対して行われた変更が、さらに複雑で、2つの定義をマージできない場合に非常に便利です。たとえば、要素名を変更した場合は、マージ操作で2つの要素を関連付けることはできません。
リソースのプロパティを変更する
リソースのプロパティは、いつでも変更できます。リソースエディタをすでに開いている場合は、[Resources]ツリーのリソースをダブルクリックするか、またはマルチタブエディタでリソースを選択します。
- Import Details
- このボタンは、.NETアセンブリからアクションをインポートしたためにこのリソースが追加された場合に有効となり、追加情報を確認できるレポートが表示されます。以下の情報が表示されます。
-
Resource: 以下の構文を持つリソース名。
Resource <resource_name>: <additional_information>