監査ログで使用状況を監視する
OutSystemsは、ITユーザーが実行したすべてのタスクをインフラ管理に記録し、後で調べられるよう監査ログを保持します。インタラクションが逐一記録されるため、インフラのトレーサビリティが確保され、問題が発生した場合にフォローアップすることができます。
ITユーザーは監査ログにアクセスし、以下の項目を確認できます。
- ITユーザーが実行したタスク
- 以下の項目に対して実行されたすべてのタスク
- Applications
- デプロイ計画
- Users
- チーム
- ロール
- 環境
- インフラ
ユーザーが実行したタスクを表示する
ユーザーの詳細画面で、ユーザーが行ったタスクの監査ログを見ることができます。
たとえば、Andrea Fleetが実行したタスクを見るには、[Users & Roles]タブへ移動して[Users]を選択し、[Andrea Fleet]を選択します。[View User Activity Log]リンクで、Andreaが行ったすべてのタcスクを表示することができます。
インフラ内で行われた変更を確認する
インフラ内で実行されたインタラクションを把握できるよう、タスクが行われた部分の監査ログを表示することができます。
たとえば、Developer(開発者)ロールに関連する監査ログを表示するには、[Edit Role]画面へ移動し、[Users & Roles]タブへ進み、[Roles]を選択してDeveloperロールを選択します。[Edit Role]画面には、このロールで行われたすべてのインタラクションを表示する[View Change Log]リンクがあります。
これはインフラ内で行われたすべての変更を確認したい場合にも便利です。また、フィルタリングすることもできます。それには[Infrastructure]セクションへ移動し、[View Audit Logs]をクリックします。
監査ログにアクセスするために必要な権限
ITユーザーが上記の項目の監査ログにアクセスするには、以下の権限が必要です。
- ITユーザーが実行したタスク - Manage Infrastructure and Users(インフラとユーザーの管理)権限
- 以下の項目に対して実行されたすべてのタスク
- アプリケーション - そのアプリケーションのList(表示)権限
- デプロイ計画 - デプロイ計画にあるアプリケーションのList(表示)権限
- ユーザー - Manage Infrastructure and Users(インフラとユーザーの管理)権限
- チーム - そのチームのManage Teams and Application Roles(チームとアプリケーションロールの管理)権限
- ロール - Manage Infrastructure and Users(インフラとユーザーの管理)権限
- インフラ - Manage Infrastructure and Users(インフラとユーザーの管理)権限