Service Studioのヒントとテクニック
ベーシック
F1キーを押して詳細を確認する
Service Studio内から関連するオンラインヘルプにアクセスするには、要素/フロー/タブを選択して F1 キーを押します。
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ウィジェットの内容を確認するには、ウィジェットをクリックして F1 キーを押します。
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フローの機能を確認するには、フローを開いて F1 キーを押します。
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デバッガの使用方法を確認するには、[Debugger]タブをクリックして F1 キーを押します。
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警告メッセージが表示される一般的な理由を確認するには、警告メッセージをクリックして F1 キーを押します。
キーボードショートカット
以下の2つの方法でキーボードショートカットのリストを確認できます。
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ショートカットを表示するためのショートカットであるCtrl + Shift + K を使用する
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オンラインヘルプに記載されたショートカットリストを参照する
[//]: # (* ショートカットリストを印刷する)
複数のファイルを同時に開く
ご利用の環境またはローカルソースからファイルを開く際に、複数のファイルを選択して一度に開くことができます。
Ctrl +Left-Clickを使用すると、クリックしたファイルを選択に追加できます。
直前に選択したファイルとクリックしたファイルの間のすべてのファイルを選択するには、 Shift +Left-Clickを使用します。
Ctrl + Shift +Left-Clickを使用すると、選択済みのファイルに、直前に選択したファイルからクリックしたファイルまでのすべてのファイルを追加できます。
複数のモジュールを一度に閉じる
モジュールをたくさん開きすぎた場合、[Module]タブを右クリックして[Close other modules]または[Close modules to the right]を選択すると、まとめてすばやく閉じることができます。
[//]: # (### 検索を使用する)
[//]: # (### 検索して置換する)
画面をブラウザで開く
対象画面をブラウザで開くには、[Interface]タブを開き、その画面を右クリックして、[Open in Browser]を選択します。追加のエントリポイントを作成する必要はありません。
ツリーを展開する/折りたたむ
ツリーのすべての項目およびサブ項目を折りたたむ/展開するには、展開する/折りたたむ項目の横にある矢印で Ctrl +Left-Clickを使用します。こうすることで、開発環境を整理整頓された「望ましい状態」に保つことができます。
UIの設計時にウィジェットツリーを使用する
ウィジェットを適切な場所に配置するのが難しい場合は、
ウィジェットツリーを使用すると簡単になります。
ウィジェットツリーでは
画面内またはブロック内にあるすべてのウィジェットが階層表示されるため、ウィジェットの配置や移動を確実に行うことができます。
ウィジェットツリーはウィジェットを画面やブロックにドラッグするたびに自動的に表示されますが、[Widget Tree]ボタンをクリックしてアクセスすることもできます。
スタイルエディタを使用して基本CSSプロパティを編集する
CSSに頭を悩ませる必要がなくなります。スタイルエディタを使用すると、視覚的なインターフェイスを利用してウィジェットの基本ビジュアルプロパティを編集できます。
スタイルエディタは、以下のいずれかの方法で使用できます。
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ウィジェットを選択して、[Properties]ペインのスタイルエディタ切り替えボタンをクリックする。
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スタイルシートエディタ内で直接使用する。
詳細については、オンラインヘルプをご覧ください。
コードの機動性を保ち、未使用の依存関係を削除するようにする
依存関係が多いほどモジュールのサイズが増え、1-Click Publishの所要時間も長くなります。 Service Studioにこの手間のかかる作業を任せ、未使用の依存関係をすべてモジュールから削除します。[Module]メニューを開いて[Remove Unused Dependencies]を選択します。
複数の要素のプロパティを一度に編集する
モジュールの各画面に匿名ユーザーがアクセスできるようにする必要がありますか。
複数の変数のデータ型を変更する必要がありますか。
こうした場合は、Service Studioが役立ちます。 フロー、画面、ツリー要素など、対象となるあらゆる要素を選択して、プロパティの相違点や共通する値を確認したり、さらにそれらのプロパティを一度に変更したりすることが可能です。
Ctrl +Left-Clickを使用すると、クリックした要素を選択に追加できます。
直前に選択した要素とクリックした要素の間のすべての要素を選択するには、 Shift +Left-Clickを使用します。
Ctrl + Shift +Left-Clickを使用すると、選択済みの要素に、直前に選択した要素からクリックした要素までのすべての要素を追加できます。
エンティティ図を簡単に作成する
エンティティ図を作成できます。 対象のエンティティを選択して、開いてあるエンティティ図キャンバスにドラッグするか、右クリックして[Add to New Entity Diagram]を選択します。
エンティティ図は自動的に配置されます。すでに図中にあるエンティティは追加されません。
アトリビュート/変数のデータ型を推定する
Service Studioが各アトリビュートの適切なデータ型を自動的に選択するため、エンティティ/ストラクチャをすばやく作成できます。この便利なテクニックは変数にも適用されます。
以下の規則に従ってアトリビュート/変数の名前を指定すると、データ型が自動的に設定されます。
アトリビュート/変数の データ型 |
アトリビュート/変数の 名前 |
例 |
---|---|---|
Integer | x 、y 、z 、*Count 、*Number |
HeadCount 、Number |
Date | *Date |
BirthDate |
DateTime | *DateTime 、*On 、*Instant |
ExitDateTime 、CreatedOn 、LogInstant |
Time | *Time |
ExitTime |
Boolean | Is* 、Has* |
IsCompleted 、HasDocument |
*Email |
UserEmail |
|
PhoneNumber | *Phone 、*Mobile |
HomePhone 、WorkMobile |
Currency | *Price 、*Amount |
Price 、DollarAmount |
User Identifier | *By |
CreatedBy |
Entity Identifier | <Entity>Id |
CustomerId |
Entity Record | <Entity> |
Customer |
Entity Record List | <Entity>s 、<Entity>es 、<Entity>ies |
Customers |
クリックで変換する
変数を変換する
変数の型を簡単に変更できます。対象の変数を右クリックして[Convert to Local Variable/Input Parameter/Output Parameter]を選択します。
なお、一部のアクションでは出力パラメータを使用できません。
TextウィジェットをExpressionウィジェットに変換する
テキストを式に変換するには、 対象のTextウィジェットを右クリックして[Convert to Expression]を選択します。
Textウィジェットの元のテキストは、新規Expressionウィジェットの例として自動的に追加されます。
エンティティ/静的エンティティを変換する
対象のエンティティ/静的エンティティを右クリックして、[Advanced]の下にある[Convert to Static Entity/Entity]を選択します。
If条件を変更する
TrueブランチをFalseブランチに変更する必要がある場合や、FalseブランチをTrueブランチに変更する必要がある場合があります。フロー内で対象となるIfを右クリックして[Swap Connectors]を選択すると、True/False条件ブランチを入れ替えることができます。
[Extract to Action]を使用してロジックを再利用する
小規模で単純だったアクションが、大規模で複雑になってしまった場合、どうすればよいでしょうか。
その大規模で複雑なアクション内に、再利用可能なロジックを作成した場合、どうすればよいでしょうか。
ロジックを新しいアクションに抽出すると、問題を解決できます。対象のフロー要素を選択して右クリックし[Extract to Action]を選択すると、そのロジックを使用して新しいアクションを作成できます。
新しいアクションは、選択したロジックとすべての必要な入出力パラメータを使用して作成されます。
スキャフォールディング
エンティティをストラクチャに変換する
エンティティをストラクチャに変換することができます。[Data]タブを開き、対象のエンティティをStructureフォルダにドラッグします。
エンティティからAggregateを作成する
エンティティをアクションフローにドラッグすると、Aggregateを作成できます。
対象のエンティティでIs Active Attribute
が定義されている場合は<Entity>.IsActive = True
フィルタ付きで新規Aggregateが作成され、定義されていない場合はフィルタなしで新規Aggregateが作成されます。
識別子からフィルタリング済みのAggregateを作成する
Identifierデータ型の変数をアクションフローにドラッグすると、その変数によってフィルタリングされたAggregateを作成できます。
ブーリアン型からIfを作成する
ブーリアン型変数をフローにドラッグすると、If条件を作成できます。
変数からAssignmentを作成する
フロー内の変数をAssign要素にドラッグすると、その変数のAssignment
を作成できます。