アプリケーションロジックを実装する
OutSystemsでは、アプリケーションのロジックはアクションを通じて実装されます。アプリケーション開発中は、独自のカスタムアクションを作成して、そのアクションを使用することができます。OutSystemsでは、以下のアクションが用意されています。
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カスタムアクション: 独自のビジネスルールの定義、データベースからのデータの取り出し、外部システムとの連携の実行、その他の操作のために作成したアクションです。
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OutSystemsビルトインアクション: プラットフォームにより定義されたアクションであり、修正や検査を行うことはできません。エンティティアクション、システムアクション、またはロールアクションなどのアクションフローで使用できます。
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システムイベントを処理するアクション: Webセッションの開始時やモバイルアプリの再開時など、アプリケーションのライフサイクルの特定の時点で実行されるアクションです。これらのアクションのフローをビジネスルールに従って設計できます。
モバイルおよびWebアプリケーションのアクション
モバイルアプリケーションとWebアプリケーションとではアーキテクチャが異なっているため、利用可能なアクションのタイプと、各アーキテクチャでの使用方法に違いがあります。Webアプリケーションでは、すべてのロジックがサーバー上で実行されますが、モバイルアプリには、サーバー上で実行されるロジックと、クライアント、つまり、ユーザーデバイス上で実行されるロジックがあります。
モバイルアプリのロジック開発時には、クライアント側ロジックがサーバー側ロジックの実行を必要とする場合、常にユーザーデバイスがサーバーに対してリクエストを行い、サーバーの応答を待つという点を考慮する必要があります。この通信では、ユーザーデバイスがオンライン状態(インターネットに接続されている状態)である必要があります。
作成して使用できるアクションについては、Webアプリケーションまたはモバイルアプリをご覧ください。
このセクションの記事
- モバイルアプリのアクション
- モバイルアプリで作成して使用できるアクションについて説明しています。
- Webアプリケーションのアクション
- Webアプリケーションで作成して使用できるアクションについて説明しています。
- 画面とブロックのライフサイクルイベント
- 画面とブロックは、一連のステージで構成されるライフサイクルに従います。そのようなステージの概要と、各ステージでできることについて説明しています。
- For Eachを使用してリストを繰り返す
- For Eachを使用してロジックでリストを繰り返す方法について説明しています。
- 画面のリストアイテムを更新する
- 画面をリロードせずにリストを画面上で操作して即座に更新する方法について説明しています。
- Ajaxを使用して画面の一部をリフレッシュする
- 画面全体をリロードすることなく画面の特定部分のみを更新できるため、エンドユーザーエクスペリエンスを向上できます。
- Webアプリケーションからメールを送信する
- Webアプリケーションでビルトインメールを使用する方法について説明しています。