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インフラ管理コンソールをアップグレードする

 

OutSystems

インフラ管理コンソールをアップグレードする

インフラ管理コンソール(LifeTime)を既存のインフラにインストールする場合、構成作業を最小限に抑えて構成を最大限に活用するために実行すべき手順がいくつかあります。これらの手順には、モジュールをアプリケーションにまとめ、各ITユーザーがすべての環境で同じ名前を持つようにする作業が含まれます。

アプリケーションとアプリケーションモジュール

アプリケーションの概念はバージョン6.0で導入され、バージョン7.0でコア概念になりました。アプリケーションは、ビジネスニーズを満たしたり他のアプリケーションにサービスを公開したりするために、モジュール(eSpaceや拡張機能)に実装される機能の論理グループです。

つまり、アプリケーションはモジュールをまとめることができますが、それ以外に以下の理由からも重要です。

  • アプリケーションはLifeTimeの最小デプロイユニットです。そのため、モジュールではなくアプリケーションをデプロイします。モジュールをアプリケーションにまとめることで、スプリント終了時にデプロイ対象をより適切に管理できます。
  • アプリケーションはLifeTimeのセキュリティ管理ユニットです。そのため、モジュールではなくアプリケーション単位でITユーザーに権限を付与します。チームの権限はアプリケーションに直接マッピングされるため、インフラのセキュリティを非常に管理しやすくなります。
  • Service Centerでは、1回のクリックでアプリケーションをオフラインにできます。つまり、モジュールごとにオフラインにする必要はありません。
  • Service Centerでは、ログをアプリケーションでフィルタリングできます。

定義上、モジュールは1つアプリケーションのみに属します。

アプリケーションへのモジュールのグループ化

以下の例は、モジュールをアプリケーションにグループ化する方法を示しています。

  • Salesアプリケーションは、SalesモジュールとSales Sample Dataモジュールで構成されています。
  • Mobile SalesはMobile Salesモジュールで構成されています。

lifetime-grouping-modules.PNG

3つのモジュールすべてを同じアプリケーションの一部としてグループ化できますが、そのようにしてもビジネスの観点からは意味がありません。これらのモジュールは論理的に2つの別のアプリケーションに属しており、それぞれのライフサイクル、開発チーム、ステークホルダが異なっているためです。

Mobile Salesアプリケーションでは、Salesアプリケーションに属するモジュールによって公開されたデータとロジックを使用することから、Mobile SalesはSalesに依存することになります。Mobile Salesアプリケーションを新しい環境にデプロイする際には、Salesアプリケーションもデプロイする必要があります。そうしないと、Mobile Salesが正しく機能しません。こうした分離により、インフラのセキュリティを管理しやすくなります。

  • あるITユーザーのチームは、Salesアプリケーション(およびそのすべてのモジュール)にアクセスできますが、Mobile Salesアプリケーションにはアクセスできません。
  • 別のITユーザーのチームは、Mobile Salesアプリケーションにアクセスして変更できます。そして、Salesアプリケーションにアクセスしてその機能を再利用できますが、Salesアプリケーションを変更することはできません。

Mobile Salesモジュールをデプロイすることなく、Salesアプリケーションをデプロイできます。

独立モジュールの再グループ化

OutSystemsプラットフォームをアップグレードすると、アプリケーションとしてマークされなかったモジュールはIndependent Modulesにグループ化されます。これは、どのアプリケーションにも属さないモジュールをグループ化するためだけの特殊なアプリケーションです。

OutSystemsプラットフォームをアップグレードした後、まずアプリケーションをDevelopment Environmentにまとめます。

  1. Independent Modulesに含まれるモジュールのうち、アプリケーションにグループ化するモジュールを特定します。
  2. アプリケーションを新規作成します。
  3. Independent Modulesに含まれるモジュールを対応するアプリケーションに移動します。

lifetime-regrouping-modules.PNG

Development環境でアプリケーションを作成するには、以下の手順を実行します。

  1. Service Studioを開き、Development環境にログインします。
  2. New Application]ボタンをクリックします。
  3. 新しく作成するアプリケーションの名前、説明(任意)を入力し、アイコン(任意)を選択して[Save]をクリックします。
  4. ツールバーの左矢印をクリックして[Applications]画面に戻り、Independent Modulesアプリケーションを開きます。
  5. モジュール名の近くにあるドロップダウンメニューを使用して、各モジュールを新しいアプリケーションに移動(モジュール名の上にマウスポインタを重ねたときに表示されるアイコンをクリック)し、[Move to Another Application]を選択して、移動先として新しいアプリケーションを選択します。

デプロイプロセスを簡素化するには、Independent Modulesからすべてのモジュールを対応するアプリケーションに移動します。モジュール間の参照が存在する可能性がある場合、モジュールをあるアプリケーションから別のアプリケーションに変更しても、そうした参照には影響を及ぼしません。上記の例で、MobileSalesモジュールは別のアプリケーションにグループ化されてもSalesモジュールの参照を継続します。

LifeTimeの最小デプロイユニットはアプリケーションであるため、モジュール単体をデプロイすることはできません。つまり、他のすべてのモジュールをターゲット環境に取り込むことなく特定のモジュールをデプロイするには、Independent Modulesを(そのすべてのモジュールとともに)デプロイするか、または特定のモジュールを独自のアプリケーションに移動します。

Development環境でモジュールをアプリケーションに再グループ化するだけでよいです。LifeTimeで環境の登録を開始すると、その環境はDevelopment環境からアプリケーション定義を自動的に引き継ぎます。

ユーザー名の統合

LifeTimeは、インフラ全体のITユーザーの管理をすべて行います。つまり、LifeTimeで環境を登録すると、その環境のService CenterからITユーザー管理を引き継ぎ、そのService Centerではユーザーとロールを編集できなくなります。

LifeTimeで環境を登録すると、その環境のITユーザーがLifeTimeにインポートされますが、以下に示す2つの状況が生じる可能性があります。

  • ITユーザーのユーザー名がLifeTimeに存在していない: ITユーザーがLifeTimeにインポートされ、ロールを割り当てるように求められるだけです(このロールは後でいつでも変更できます)。
  • ITユーザーのユーザー名がLifeTimeにすでに存在している: ITユーザーのパスワードはLifeTimeにすでに存在しているものに統一されます。つまり、ITユーザーが複数の環境で異なる資格情報を持っていた場合、新しい環境の登録時に、そうした資格情報はLifeTimeの資格情報に合わせて変更されます。

このため、LifeTimeで環境を登録する前に、必ず各ITユーザーがすべての環境で同じユーザー名を持つようにする必要があります。そうしないと、同じITユーザーに対してLifeTimeで複数のユーザーが作成されることになります。たとえば、Suzie Davidsは、Suzie_devでDevelopmentにログインし、Suzie_tstでQuality Assuranceにログインしている場合、ユーザー名をSuzie.Davidsに変更してユーザー名を統合する必要があります。

ITユーザーが複数の環境で異なるユーザー名を持っているかどうかを確認するには、各環境のService Centerに属しているユーザーのユーザー名を照合します。これには、[Administration]タブの[Users]セクションを選択してユーザーのデータを参照します。

lifetime-usernames.PNG

詳細

詳細については、「インフラ管理コンソールを構成する」をご覧ください。