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OutSystems 11オンラインヘルプ

 

OutSystems

OutSystems 11の新機能

OutSystems 11は、膨大なシステムや大規模なアプリケーションのリプレースといった課題に対応するために設計された高度な機能を提供します。

アプリケーション開発の高速化

圧倒的なスピードでアプリを作成し、ユーザーを驚かせることも可能です。画面テンプレートやデータ置換方法、UIフレームワークを一新し、アプリの先進的なルックアンドフィールの構築をこれまで以上に高速化しました。

OutSystems 11 アプリケーション開発の高速化

画面テンプレート

OutSystems 11は、レスポンシブで変更しやすい画面テンプレートにより、UIの構築を加速します。テンプレートを使用することで、画面を迅速に作成し、すぐにパブリッシュしてプレビューすることができます。サンプルデータモデルを使用すると、画面に実物に近いデータを入れて、アプリケーションのルックアンドフィールをすぐに確認することができます。

OutSystems 画面テンプレート

データの置換

ListやFormといったウィジェットに別のエンティティをドラッグ&ドロップすると、UIデータソースを簡単に置換できます。ウィジェットの式のデータバインディングや対応するラベルは、新しいデータソースで置換されます。UIは新しいアトリビュートとAggregateにバインドされます。ソートも更新されます。

OutSystems UI データの置換

OutSystemsのUIフレームワーク

OutSystemsの新しいUIフレームワークにより、デバイスやプラットフォームを問わず、優れたWebレスポンシブエクスペリエンスを常に実現する構築ブロックを使用し、ブランドやユーザーエクスペリエンスの一貫性を確保します。デザイン性の高い再利用可能なビルドインのパターンは60種類に及び、OutSystemsのIDEから直接利用できます。また、これらは業界のベストプラクティスやアクセシビリティ規格に準拠しています。ビジュアル言語を使用したり、独自のコードを記述したりすることで、アプリケーションのカスタマイズや拡張も可能です。

OutSystems UI Web

大規模システムにおける俊敏なアーキテクチャ

複雑なアプリや大規模なシステムにおいて、異なるアーキテクチャ間で生じる影響の検証・修正に時間を費やす時代は終わりました。OutSystems 11では、成熟したマイクロサービスアーキテクチャを効果的に実装できます。開発プロセスで発生しがちなマイクロサービスによる混乱もありません。さらに、コンテナを活用することで、リーンオペレーションを効率化し、開発を高速化できます。

大規模システムにおけるOutSystemsの俊敏性

アプリケーションのアーキテクチャ

OutSystems 11では、新たなアプリケーションであり、モジュールであるServiceを導入しています。これにより、開発プロセスにおけるソフトウェアポートフォリオのアーキテクチャの可視性が高まります。Serviceでは、4 Layer Canvasでコアサービスの概念へのマッピングを行い、複雑なアプリケーションの設計を加速するため、再利用性が高まり、関心の分離を促進します。ソフトウェアポートフリオ全体でサービスの再利用性が最大化されるため、俊敏性が大幅に向上します。

アプリケーションのアーキテクチャ - Service

依存関係管理の向上

先進的な影響分析により、ソフトウェアポートフォリオに加えられた変更をすべて追跡します。これにより、他のチームへの影響を抑えながら複数のチームが異なるペースでサービスやアプリケーションを開発できます。

依存関係の更新を必要としないソフトウェア変更は70種類以上にのぼります。これは環境間でアプリケーションのステージングを行う際に大きなメリットとなります。たとえば、新しいユースケースを実装するために、コアエンティティに任意指定のアトリビュートを追加するとします。この場合、そのコアServiceモジュールと、ユースケースを実装するモジュールを変更してLifeTimeでステージング計画に含めるだけで済み、リリースの影響を受けるチームの数を減らすことができます。

OutSystems 11 影響分析

大規模なアプリケーションやポートフォリオの場合でも、この優れた依存関係管理によって、ユースケースごとにLifeTimeのステージングプランに含める必要があるコンポーネント数を90%削減することが可能です。これにより、デプロイサイクルを効率化するだけでなく、アプリケーションの動作を保証することができます。

さらに、コード生成の代わりにプロデューサの署名のみを必要とする弱い依存関係を明確にしたことで、実装に変更が発生するたびにコンシューマが再パブリッシュを行う必要がなくなりました。これにより、画面やエンティティ、ストラクチャの参照時に依存関係が循環することを防ぎます。その結果、循環の回避策を検討する必要がなくなり、適切なアーキテクチャを定義することができます。

ローコードのマイクロサービス

俊敏性を最大化するために、OutSytems 11ではローコードのマイクロサービスを採用しています。これにより、従来の開発におけるタスクの繰り返しを自動化により排除し、マイクロサービスのあらゆるメリットを享受することができます。

サービスアクション」と呼ばれる新たな言語要素は、サーバーアクションのように実装します。サービスアクションは、LifeTimeで定義したガバナンスモデルに従って、自動的に他のモジュールで利用できるようになります。これは実際には、RESTエンドポイントとしてデプロイされています。つまり、サービスディスカバリや、正しいエンドポイントへのリクエストのルーティング方法、セキュリティの実装方法などについて頭を悩ませる必要はありません。こうした作業は、OutSystems 11側ですべて行います。さらに、これらのマイクロサービスのロギングや監視も行います。

依存関係管理により、起こりうる影響を開発者に警告することで、変更が他のチームの作業に支障をきたすような事態を未然に防ぎます。

OutSystems ローコードのマイクロサービス

コンテナへのデプロイ

OutSystemsのアプリケーションをDockerコンテナとしてパッケージ化し、Docker EE、AKS(Azure Kubernetes Service)、Amazon ECSなどのコンテナプラットフォームにデプロイできるようになりました。また、Pivotal Application Serviceでデプロイのオーケストレーションを行うことも可能です。そのため、オートスケール、フォールトトレランス、システム管理やパッチプロセスの効率化といった、コンテナNFRのメリットをすべて得られるようになりました。

コンテナへのデプロイ

チームの共同作業による生産性の向上

OutSystems 11は、複数のプロジェクトやグループ、組織にわたってチームが作業を行う場合でも、コードを安全に作成・変更するために必要な機能を備えています。1つのプロジェクトに携わる人員の数にかかわらず、チームは継続的デリバリーの実現に必要な情報を整理できます。

OutSystems 11 チームの共同作業

1-Click Publish: 差分デプロイによる高速化

1-Click Publishプロセスで差分デプロイを行えるようになりました。これにより、変更が生じたリソースのみをアプリケーションサーバーにデプロイすれば済むようになります。大規模なモジュールでリソースの修正がほとんどないシナリオの場合、1-Click Publishは特に有効です。モジュールのサイズやインフラの構成にもよりますが、差分デプロイを行った場合、所要時間を平均で30%短縮できます。

テキストの自動マージ

変更によって衝突が発生するかどうかを判別する新機能により、パブリッシュ時に同じ要素のテキストの変更を自動でマージできるようになりました。衝突が発生する変更に対しては、パブリッシュするバージョンを任意で決めることができます。この機能は、スタイルシート、JavScript、SQLといった大きなテキストブロックをマージする際に効果を発揮します。

衝突に関する情報は、デフォルトでは[Merged version]タブに表示されます。[Your version]タブでは、元のバージョンとパブリッシュしたバージョンの比較を行います。また、すべての情報を表示して、適用されるすべての変更を確認することもできます。

マージ後のバージョンに残すテキストを選択するチェックボックスや、差分を表示するカラー強調表示など、エディタに用意されているアクセラレータにより、衝突を簡単に解決することができます。

テキストの自動マージ

インラインレコード

使用しているコンポーネントを構成し、パラメータ化する必要が生じることは多いものです。表を編集して凡例やスタイル、色をカスタマイズする場合もあれば、新サービス向けの構成リストに入力する場合もあります。OutSystems 11では、コンテキストから離れることなくインラインレコードやレコードリストを作成できるため、迅速にこの作業を行うことができます。

OutSystems 11 インラインレコード

Service Studioでのフォルダの活用

フォルダを使用して、エンティティ、ストラクチャ、画像、リソースといったアプリケーション要素を簡単に整理できるようになりました。さらに、アクションを別のフォルダに移動しても、モジュールのコンシューマの参照に影響を与えません。

OutSystems Service Studio フォルダ

要素の無効化

OutSystemsでは、包括的なビジネスルールや複雑なインタラクションパターン、様々な連携フローを作成することができます。コードの発展とともに、ビジュアルモデルに知的財産が反映されていきます。OutSystems 11では、一部のロジックフローを迅速に無効化することで、知的財産をすべて失うことなく新バージョンのコードをテストできます。また、意思決定の履歴を残し、他の開発者が確認できるようにすることもできます。この機能は、ロジック作成中に別の選択肢をテストするためにも活用できます。

Service Studio - 要素の無効化

ListDistinct

リスト処理の方法が追加されました。ListDistinctサーバーとクライアントアクションを使用することで、重複する要素をリストから削除できます。

OutSystems 11 List Distinct

全般的な改良

目に見えない機能や、ささいな機能もあなどることはできません。OutSystems 11では、レガシーモダナイゼーション、スケーラビリティ、拡張性を実現するために、様々な改良が行われています。

OutSystems 11の全般的な改良

Webブロックイベントとイベントハンドラ

イベントをブロック化して、Webアプリケーションで使用できるようになりました。たとえば、カスタムのDatePickerが新たな日付を選択したタイミングでロジックを実行することができます。関連する情報をサーバーに反映させ、イベント処理のコンテキストを提供できるよう、イベントのパラメータは強く型付けされています。

再利用性の高いブロックを構築できるため、有意義なデータ出力を提供し、ビジネスやインタラクションのパターンをより容易に捕捉することができます。

Webブロックイベント - イベントハンドラ

SOAP Webサービスの利用に関する改良

外部システム、企業のデータサイロ、ESBのSOAP Webサービスとシームレスに連携できるようになりました。バックエンドに最新の技術を取り入れ、様々な点でユーザーエクスペリエンスを向上しました。また、C# APIを利用して拡張性を高め、あらゆるSOAP規格やエッジケースに対応します。

RESTやSAPのように、コールバックにアクセスしてリクエストやレスポンスを修正できるようになりました。これにより、あらゆるシナリオのカスタマイズが可能になります。

OutSystems SOAP

WYSIWYGエディタの改良

OutSystemsのWYSIWYGエディタは、変数、Flexbox、フィルタといった最新のCSS規格をサポートしています。そのため、構築中の画面やブロックをより正確にプレビューできます。

スタイルエディタの改良

スタイルエディタでウィジェットのスタイルを上書きする際に、グリッドユニットで行えるようになりました。さらに、CSSクラスセレクタを生成するのではなく、スタイルをインラインでダンプできるようにしました。つまり、アーキテクチャのベストプラクティスに沿ったグローバルなテーマがある場合でも、あらゆる要素のスタイルをローカルで調整することができます。

OutSystems スタイルエディタ

古くなったコンシューマのパブリッシュ

モジュールをパブリッシュすると、コンシューマが古くなり、Service Studioで警告が発生する場合があります。この警告をクリックすると、すぐにコンシューマモジュールを開いて更新することができます。

古くなったコンシューマのパブリッシュ

Aggregateの結合とフィルタにおけるBoolean条件の簡略化

Aggregateの結合やフィルタを行う際に、「True」や「False」を追加せずに「Is_Active」や「not Is_Active」を使用できるようになりました。これでBoolean条件がよりシンプルになります。

OutSystems - Boolean

Aggregateフィルタの並べ替え

Aggregateフィルタをソートできるようになりました。ユーザーが読みやすく、検索しやすい順序に並べ替えることが可能です

Aggregateフィルタのソート

ロギングデータの分割

OutSystemsプラットフォームおよびデータベース内のアプリケーションデータからロギングデータを切り離しました。ユーザーが管理しているOutSysmes環境に、プラットフォームやアプリケーションのログを保存する別のデータベースサーバーを設定できます。これにより、ロギングがアプリケーション実行時のパフォーマンスに干渉することがなくなります。また、別の保持ポリシーの適用も可能です。

Microsoft SQL Server 2017に対応

OutSystems環境を独自に管理している場合、SQL Server 2017にアップグレードしてSQL Serverの最新バージョンの新機能を利用することができます。

OutSystems Cloudのスタックの改良

OutSystems 11では、OutSystems CloudはWindows Server 2016と、SQL Server 2016またはOracle 12を使用します(ユーザーが任意で選択)。

Service Studioで64bit対応

64bitに対応し、パフォーマンスが向上したService Studio 11では、大規模なモジュールを扱うことが可能です。

近日リリース予定

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Service Studio for Mac

Macユーザーの方は、これまでWindowsをインストールした仮想マシンを使用してOutSystemsで開発を行ってきました。あるいは、Windows PCを持ち運んでいたというケースもあったかもしれません。


いずれにしても、もう悩む必要はありません。新しいService Studio for Macのテクニカルプレビューをご紹介します。詳細を確認し、新バージョンをダウンロードするには、こちらをクリックしてください

OutSystems Service Studio Mac

AI(人工知能)

1,200万ものアプリやパターンから収集したインサイトを活用できます。OutSystems初のAIコパイロットを近いうちにリリースする予定です。AIを活用すると、OutSystemsアプリケーションの新規作成や既存のアプリケーションの編集に要する時間を25%以上削減することが可能です。AIコパイロットは現時点で1,200万を超える匿名化されたパターンやアプリを解析済みですが、学習をさらに継続し、ユーザーを支援する新たな方法を常に模索しています。

 

詳細については、OutSystems 11のリリースノートをご覧ください。

 

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