サイトプロパティを使用して実行中の動作を構成する
サイトプロパティは、一定値を持つグローバル変数です。この変数は、アプリケーションをパブリッシュし直す必要もなく、個々の環境に合わせて実行中に設定できるため、アプリケーションパラメータの最大値のようなアプリケーションの構成値を実装する際によく使用されます。
サイトプロパティは、作成時にデフォルト値に設定することができます。権限を持つユーザーは、実行中に環境管理コンソール(Service Center)を介して特定の環境用にサイトプロパティ値を変えることができます。
サイトプロパティを作成して使用する
サイトプロパティは、アプリケーションのサーバー側に存在します。サイトプロパティを作成して使用する
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[Data]タブで、Site Propertiesフォルダを右クリックし、サイトプロパティを追加します。
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新しく作成したサイトプロパティの名前、データ型、デフォルト値を定義します。
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そのサイトプロパティを
Site.<SitePropertyName>
として参照し、サーバー側のコーディングで使用します。
モバイルアプリケーションのクライアント側ロジックでサイトプロパティの値を使用する場合は、そのサイトプロパティ値を取得するサーバーアクションを追加し、クライアント側ロジックでそのServerアクションを使用する必要があります。
Service Centerでサイトプロパティの値を変更する
- ご利用の環境でService Center(
http://<環境>/ServiceCenter
)を開き、自分の資格情報でログインします。 - [Factory]タブで[Applications]を選択し、アプリケーションの名前でフィルタリングします。
- サイトプロパティが保存されているモジュールを選択します。
- [Site Properties]タブをクリックし、値を変更するサイトプロパティを選択します。
- サイトプロパティの有効な値を変更し、[Apply]をクリックします。