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OutSystems 11オンラインヘルプ

 

モバイルアプリが対象
OutSystems

Mobile Apps Build Service(MABS)

OutSystemsを使用すると、モバイルプラットフォームSDKをインストールしなくても、iOSおよびAndroid用のモバイルアプリケーションパッケージを生成することができます。新規アプリケーションパッケージのリクエストがあると、OutSystemsはMobile Apps Build Serviceを呼び出します。これは、OutSystemsが開発した、新規モバイルアプリケーションパッケージを生成するクラウドサービスです。

Platform ServerはOutSystemsが提供するクラウドサービスであるため、新しいバージョンのMABSを利用するために更新をインストールする必要がありません

MABSバージョンに関する説明{ #understanding-mabs-versions }

OutSystemsは、このクラウドサービスの新しいバージョンを定期的にリリースして新しいモバイルスタックをサポートし、これによって新しいモバイルプラットフォームバージョンをサポートしています。

一方、サービスの新しいバージョンでは古いモバイルOSのサポートがなくなる場合があります。引き続き古いデバイスをサポートする場合は、その代償として、最新のモバイル機能を利用することができず、最終的にはAppleやGoogleが定めるルールによってモバイルアプリストアでアプリを公開できなくなります。このため、特定のモバイルアプリのモバイルアプリパッケージを古いMABSバージョンでビルドするように指定する必要があります。

Mobile Apps Build Serviceのバージョンで、使用可能なMABSバージョンと対応するモバイルスタックのリストを確認できます。

MABSバージョンの選択は、Service Centerでアプリケーションごとおよびモバイルプラットフォームごとに行います。これには2つのオプションがあります。

  • Always use the latest version available: 現在のプラットフォームおよび現在の環境のアプリのモバイルパッケージを生成する際は、利用可能な最新のMABSバージョンを常に使用します。

  • Specific version (リストから選択): リストから選択したMABSバージョンを使用して、(現在の環境の)モバイルアプリパッケージを生成します。

モバイルパッケージをビルドする際に使用したMABSバージョンは、アプリケーションバージョンタグとともに保存されます。つまり、アプリケーションのタグ付けの際に、OutSystemsでMABSバージョンの情報が保存されます。

通常は、Development環境でMABSバージョンの選択を行い、Service Centerを使用して特定の環境のMABSバージョンを変更しない限り、このMABSバージョンがProductionまでのすべてのデプロイに反映されます。

たとえば、モバイルアプリをDevelopmentからPre-Production(PP)へデプロイする場合、PPのMABSバージョンを変更し、PPでもモバイルアプリの新しいバージョンをタグ付けした場合、モバイルアプリをPPからProductionへデプロイする際も、PPで選択した新しいMABSバージョンがProductionで使用されます。

このため、DevelopmentからProductionまでのモバイルアプリのライフサイクルを通じてモバイルアプリパッケージの生成時に使用するMABSバージョンを完全に制御できます。

LifeTimeを使用してDevelopmentから別の環境へモバイルアプリをデプロイする際は、バージョンタグとともに保存されたMABSバージョン情報が考慮され、ソース環境で使用されたものと同じMABSバージョンを使用してモバイルアプリパッケージが生成されます。

LifeTimeを使用せずにパブリッシュしたモバイルアプリのMABSバージョン

LifeTimeを使用せずに(.oapファイルを使用するなどして)別の環境でモバイルアプリをパブリッシュする場合、.oapファイルにはこの情報が保存されておらず、新しい環境では利用できないため、新しい環境での初回パブリッシュ時にモバイルの目的のMABSバージョンを手動で構成する必要があります。

以下のセクションでは、Development環境でいずれか一方のオプションを選択した場合の影響の例を示しています。

A) 最新のMABSバージョンを使用した場合

現在の環境の2つのタグ付けされたバージョンの間に新しいMABSバージョンがリリースする際、[Always use the latest version]を選択していた場合、アプリケーションの2つ目のバージョンのタグ付けでは、新しいMABSバージョンによってモバイルアプリパッケージが生成され、この情報がバージョンタグとともに保存されます。

ここでは3つの環境(DEV、PP、PROD)を持つインフラを想定します。DEV環境では、利用可能な最新のMABSバージョンをモバイルアプリで常に考慮するように構成しています。

DEVに2つのタグ付けされたアプリケーションバージョンがあります。タグ付けされたバージョンをそれぞれ他の環境にデプロイします。2つのバージョンタグオペレーションの間に、MABSクラウドサービスの新しいバージョン(バージョン4.0)がOutSystemsからリリースされました。

DEVでモバイルアプリにバージョン0.5がタグ付けされた際、利用可能な最新のMABSバージョンは3.3でした。モバイルアプリパッケージはMABS 3.3により生成されており、このMABSバージョン情報がバージョンタグとともに保存されています。

すべての環境でバージョン0.5がタグ付けされた同じモバイルアプリをデプロイする場合、途中でOutSystemsから新しいMABSバージョンがリリースされたとしても、MABS 3.3によりモバイルアプリパッケージが生成されます。

モバイルアプリにバージョン0.6がタグ付けされている場合は、MABS 4.0がすでにリリースされているため、新しいMABSバージョン4.0によりモバイルアプリパッケージが生成されます。MABSバージョンはバージョンタグとともに保存され、すべての環境でバージョン0.6がタグ付けされた同じモバイルアプリに反映されます。

B) 特定のMABSバージョンを使用する場合

モバイルアプリの新しいバージョンの開発中に新しいMABSバージョンがリリースされた場合で、特定のMABSバージョンを使用してアプリをビルドすることを選択している場合、アプリケーションの新しいバージョンをタグ付けすると、前のモバイルアプリ生成時に使用したものと同じ([Specific version]構成設定で選択されたバージョンと一致する)MABSバージョンによりモバイルアプリパッケージが生成されます。

ここでは3つの環境(DEV、PP、PROD)を持つインフラを想定します。DEV環境では、特定のMABSバージョン(バージョン3.3)を使用してモバイルアプリを生成するように構成しています。

DEVに2つのタグ付けされたアプリケーションバージョンがあり、アプリケーションを順次、他の環境にデプロイします。2つのバージョンタグオペレーションの間に、MABSクラウドサービスの新しいバージョンがOutSystemsからリリースされました。

DEVでモバイルアプリにバージョン0.5がタグ付けされた際、利用可能な最新のMABSバージョンは3.3でした。モバイルアプリパッケージはMABSバージョン3.3により生成されており、このMABSバージョン情報がバージョンタグとともに保存されています。

モバイルアプリにバージョン0.6がタグ付けされた際、すでにMABS 4.0がリリースされていましたが、特定のMABSバージョンを使用するようにモバイルアプリが構成されているため、引き続きMABSバージョン3.3によりモバイルアプリパッケージが生成されます。MABSバージョンがバージョンタグ情報とともに保存され、他の環境でモバイルアプリパッケージが生成される際にもMABS 3.3が使用されます。

ある環境でのMobile Apps Build Serviceの有効化

Mobile Apps Build Serviceの利用は必須ではありません。環境マネージャーで有効・無効を切り替えると、その環境または特定のフロントエンドでのモバイルアプリケーションパッケージの生成を許可したり却下したりできます。

ある環境でMobile Apps Build Serviceを有効化するには、以下の手順を実行します。

  1. 該当する環境のService Center(https://<environmentdomain>/ServiceCenter)にアクセスします。
  2. Administration]に移動し、 [Environment Configuration]タブをクリックします。
  3. Enable Mobile Apps Build Service]オプションをクリックします。

その後は、新しいモバイルアプリケーションパッケージのリクエストがあるたびに、このサービスが呼び出されます。

このサービスを無効化するには、オプションのチェックを外します。ただし、新しい開発で新バージョンのアプリケーションパッケージが必要になった場合に、そのデバイスにインストールされている現在のアプリケーションが正しく機能しない可能性があります。

Mobile Apps Build Serviceのステータスのモニタリング

Mobile Apps Build Serviceが有効化されている環境で問題が発生した場合、環境マネージャーでそのオペレーションステータスを調べ、サービスダウンを検出することができます(モバイルアプリを生成できない場合など)。

Mobile Apps Build Serviceのステータスを確認するには、以下の手順を実行します。

  1. 該当する環境のService Center(https://<environmentdomain>/ServiceCenter)にアクセスします。
  2. Monitoringに移動し、[Environment Health]タブをクリックします。
  3. Front-end ServersテーブルでMobile Apps Build Serviceのステータスを調べることができます[Details]をクリックすると、モバイルプラットフォームごとのサービスのステータス、および現在生成中のアプリケーションのログを確認できます。

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